煎豆屋通信

煙突掃除(2008/03/29 更新)

奇数月は煙突掃除と決めていますが今月はギリギリになってしまいました。煎豆屋では1階の工場から2台の焙煎機の煙突3本が3階の屋上まで伸びているので煙突の総延長は40m以上にもなります。掃除口から専用のワイヤーブラシを何本もジョイントしながら伸ばして行きますが、同じ2ヶ月間でも冬季のコーヒー需要期はススの付き方も違います。実はこの定期的な煙突掃除で焙煎機をベストコンディションに保って置く事がおいしいコーヒー焙煎の重要なポイントで、忙しい時こそ欠かす訳にはいきません。梯子を掛けての高所の作業も手馴れたもので二人で協力して約1時間、予定通り開店前に終了できました。

サンプル豆の入れ替え(2008/03/25 更新)

4月1日からの価格改定にともない、豆ケースに表示してあるプライスカード張り替え作業と古くなって変色してしまったサンプル豆を入れ替えました。下半分はグリーンクロップ(生豆)で、その上にブラウンクロップ(煎豆)を乗せてそれぞれの豆の色や大きさの違いを比較して頂くのが狙いで、上段がブレンドで一番左の浅煎りアメリカンから一番右の深煎りイタリアン  まで焙煎度合いの順に並んでいます。下段はストレートでこちらは焙煎度合いに関係なく人気の高い商品を中央寄りに置いています。味の特徴などはお気軽にスタッフに質問してください。

今朝のコーヒー(2008/03/19 更新)

今朝のコーヒーはタンザニア産のキリマンジャロAA(AAは等級で最上級の印)
赤道直下の国タンザニアはアフリカ大陸の中央に位置し面積は日本の約2.5倍。北部で栽培されるコーヒーはキリマンジャロ山(5896m)の火山灰質の肥沃な土壌で、良質なコーヒーが栽培される良い条件を備えています。上品ですっきりした酸味の中に甘い香り、当店では圧倒的に男性のお客様からの支持が多いコーヒーです。写真は3kg釜でサンプルロースト(約1200g)~冷却が終わり、カップテストの様子です。

突然の機械トラブル(2008/03/12 更新)

煎豆屋のメインで毎日稼動している10キロ焙煎機の温度計が突然異常な数値を表示しました。温度計か温度センサーの何れかの故障?忙しい時に限ってアクシデントは付き物ですが、こんな時慌てずに対処できるのは過去の職場での経験が有るからです。サラリーマン時代は大手電子機器メーカーに勤務して液晶パネル製造装置のメンテナンスや修理を担当していました。一ライン数億円もする精密な機器ですがトラブルは日常的で予期せぬ突然の故障にも迅速に対応して一刻も早くラインを復旧させる責任重大の毎日でした。 コーヒー屋を始めてもうすぐ20年になりますが、そんな前職の経験が役に立った出来事でした。手早くサブの3キロ焙煎機のセンサーを外して付け替え急場をしのぎました。 写真は交換した新品のセンサーと故障して取り外した古いセンサーです。センサーの取り付け位置で微妙に測定温度が変化しますので注意が必要です。

コーヒー豆は運送屋さんも大変です!(2008/03/10 更新)

世界各地のコーヒー生産国から何ヶ月も船に乗って横浜や神戸の港に着いたコーヒー豆は通関や検査を受けた後、トラックで全国の問屋や焙煎工場に配送されます。煎豆屋にも定期的に(毎月3~4回)配送されるコーヒー生豆は一袋が60~70kgと重く、一般に輸送の過程ではフォークリフトが使用されています。でも最後のトラックからの運搬は人手による作業になり、特に夏の暑い日などは過酷な肉体労働になる為、以前は11袋/1回の配送ロットでしたが運送屋さんの強い希望で今では6袋/1回に減らしました。写真は、今日配送されたブラジル産 6袋×60kg=360kgで入口近くのパレットに積んでもらいました。 もう十年以上も前から麻袋を30kg位にと、小型・軽量化を働き掛けていますが一向に改善の気配も無く、今日も運んでくれた運送屋さんに本当に申し訳ないなと思いました。

煎豆屋の朝(2008/03/05 更新)

午前7時、2台ある焙煎機のバーナーに着火して煎豆屋の一日が始まります。30分ほど予熱してドラムが温まったのを確認すると、テストローストの生豆が1200g投入されます。 今朝のコーヒーは、BRASIL №2 17/18のライトローストでブルマンやアメリカンのブレンドに2割ほど使用するもので、浅煎りでもしっかり芯まで火を通して雑味のない「しなやかさ」が求められる難易度の高い焙煎です。焙煎時間は約10分、冷却後に直ちにミル&ドリップしてカップに注がれます。普段はストレートで飲まれる事のないコーヒーですが、ブレンドした時に他の豆と協調する大切な役割を担っているので定期的な味のチェックが重要になります。それにしても『 煎りたて 挽きたて 淹れたて 』のコーヒーが毎朝味わえる、コーヒー屋ならではの究極の贅沢ですね。