煎豆屋通信

山小屋のコーヒー(2016/08/07 更新)

猛暑日の毎日が続きますが、真っ青な空に湧き上がる真っ白な入道雲を見ていると無性に山が恋しくなります。天気が良い日曜日はラジオ体操もパスして、早朝の爽やかな風を切って車を走らせます。山梨は私の様な山道楽には天国とも言える地で、県内全域の主要な山岳の登山口まで1時間以内で到着できます。今日は日本百名山で人気の大菩薩を周回する標準タイム8時間のコースを歩いて来ました。大菩薩の見どころは沢山ありますが、丸川峠で絶滅の危機から見事に再生して満開に咲き誇るヤナギランと、丸川峠から大菩薩嶺に掛けての、しっとりとした佇まいが美しいコメツガの森が大好きです。それから石丸峠の広大なクマザサの草原が青い空に負けない伸びやかさを見せ、日頃の嫌な事はすべて忘れさせてくれ気持ちを前向きにさせてくれます。そして何より山小屋丸川荘の存在です。経営者の只木さんが美味しいコーヒーを探して煎豆屋を訪ねて来たのが平成6年だから、随分と長いお付き合いになります。今日は連絡なしの突然の訪問でしたが、何時ものように温かく迎えて頂き、毎週末お手伝いに登っているSさんがドリップしたコーヒーもご馳走になりました。写真のカップと一緒に写っているのは、木彫り作家の只木さんが作った10gのメジャースプンです。私が言うのは何ですが、丸川荘のコーヒーは格別です。