愛馬復活!

2010/09/26(日)

双葉を離陸して17分、高度2500m八ヶ岳の編笠山に到達する。
一人で軽い事もあるが、愛馬の心臓はすこぶる快調である。
2年前に鳥取空港に着陸した際、痛めたらしい? ドイツに送って修理を依頼していた主脚が、完璧な状態になって帰ってきた。
日本の常識では考えられない時間を費やしたが、この間に急激に進んだ円高/ユーロ安にはずいぶん助かった。
また、耐空検査のついでにプロペラピッチコントロールをマニアルからオートマに改造、さらにバックアップ用の速度計も増設した。
写真は八ヶ岳の南部で、権現岳の左に2週間前に登った阿弥陀岳が見える。
この後、3600mまで上昇して甲斐駒ヶ岳から南アルプスを南下、身延山で雲の下に降りて盆地に戻った。
双葉11:15~双葉12:45 1+30

山の天気 Ⅱ

2010/09/12(日)

携帯のウェザーサイトでチェックした赤岳の天気は6時~12時まで晴れマークだったのに、登山口到着と同時に雨が降り出し、山の天気の難解さを知らされる。
雨はすぐに止むが南沢は夕暮れのように暗く、滑る足元に気を遣いながらの歩行はテンションも上がらず2時間10分を費やし行者小屋に着く。
晴れていれば八ヶ岳の主峰群を一望に仰ぎ見る人気のベースキャンプ地だが、今日は分厚い雲のベールに包まれ稜線はおろか切り立つ岩壁の山肌もまったく見えない。
頭の中に描かれた天気図には日本海に前線を伴なった低気圧が二つゆっくりと北北東に移動していて夕方から甲信地方にも影響を及ぼす。
昼の50分間ほどを雲中の阿弥陀山頂で過ごすが、回復の兆しなく早めに下山開始すると、この僅か30分後、急速に雲が切れ始め権現岳と編笠山(写真)が見え上空に今日初めての青空が広がった。
9月も半ばにして甲府では最高気温37.2℃(全国第二位)を観測した。
美濃戸07:30~阿弥陀11:25 3+55(南沢)
阿弥陀12:15~美濃戸15:30 3+15(御小屋尾根)