南アルプス白根三山

2011/12/11(日)

C山岳部のH先輩の句 「秋の雪 北岳高く なりにけり」 を思い出した。
遠い過去になってしまったが、勤務していた会社からも白根三山が良く見えて、富士山の初冠雪と同じ頃に日本第二の高峰で当時は3192mだった南アルプス北岳も雪で白く輝き無雪期より格段に高く見えた。
心理的にも容易に人を寄せ付けない雪山の厳しさが北岳をより気高く、遠い存在に変えるのもこの時期であった。
今日は冬型の気圧配置で甲府盆地は雲ひとつ無い晴天となり軽井沢~長野~松本空港のプランで離陸したが、上空に入り込んだ寒気の影響で気流は乱れ、予想以上の激しい揺れに早々にキャンセルして盆地に戻った。
写真は、中部横断道 白根IC上空3000ftから見た南アルプス白根三山で12月に入っても例年より積雪は少ない。
(北岳の標高値は2004年の再測量で3193mに改定された)
双葉10:20~双葉11:10 0+50