新たな出会い

2012/10/21(日)

秋晴れの眩しい朝日で目覚めたが、毎月第三日曜は自治会の消防訓練があり瑞牆山荘のスタートは11時になってしまった。
今日は小学生依頼の瑞牆山に登る娘も同行し、昨年4月に富士見平小屋を再建してオーナーとなった相川さん夫妻にお会いする為に出かけた。
遅い出発なので小屋へは挨拶だけして帰りに寄らせて頂くことにし、絶好の登山日和と紅葉も見頃とあり多くの登山者で混雑する瑞牆山を避けて金峰山方面へ相川さんお薦めのビューポイント三角点のピーク鷹見岩を目指した。
娘と二人だけで静かな2092mの岩峰から見渡す限り雲ひとつない秋の青空と二週連続で登った金峰山(写真)に続く稜線が見上げる高さに連なる。
小屋では忙しいなか温かく迎えてくれたご夫妻と1時間も話し込んでしまう。
この山で同じように青春時代を過ごした者同士は、古い山の友と再会したような新たな出会いとなった。
瑞牆荘11:00~鷹見岩12:55 1+55
鷹見岩14:00~瑞牆荘16:40 1+40 (富士見平小屋で休憩1+00)

第2回ふるさとの山に登ろう

2012/10/14(日)

森林限界になる「賽の河原」に上った瞬間に歓声があがった。稜線に吹く風がガスを吹き飛ばし360度の大パノラマが展開していたからだ。
いつも山に囲まれて暮す我々にとって特にふる里の山として親しみを持っている瑞牆山を上から見下ろす様と、その向うに角度を変えて見え方が違う八ヶ岳連山の姿には驚きと感動が有ったようだ。春の茅ケ岳に続き今回も山の神様は我々に微笑み掛けてくれた。甲府盆地は終日くもりの天気だったようだが2000mを超える天空の世界では遮るものが無い視界と秋の空が広がっていた。登山の成功は天候の占める割合が大きく、この晴天は有り難い。後は全員が怪我をせず無事に帰る事であり、サブリーダー2名の協力を得て全て順調に計画通りの一日を終える事ができた。
風を除けて昼食を摂った五丈石を背に下山を始めた我々(写真)巨岩が堆積する山頂付近の通過に細心の注意を払う。
大弛峠08:30~金峰山12:00 3+30
金峰山13:00~大弛峠16:00 3+00

下見 Ⅱ

2012/10/08(月)

自治会の行事で登った春の茅ヶ岳が大好評で、今月14日に予定した金峰山にも20名の参加者が集まった。内訳は25歳~78歳(平均60歳)男12、女8名で半数以上が未経験者になる。山では体力の弱い者に合わせるのが鉄則なので、標高差が少ない大弛峠からのコースとし所要時間も5割増しで余裕の計画を立てた。だが、40年近く山をやってきても20人のグループを率いた経験はない。この10年間に金峰山には8回登っているが、このコースは5年振りになり本番を一週間後に控えリーダーの責任として万全を期す意味で歩いてみた。写真は、金峰山小屋からの金峰山の北面で紅葉は6~8部、快適な気温だったが終日ガスが掛かり遠望は皆無であった。初心者が大半なので緊急避難的な金峰山小屋の利用も想定し千代の吹上方面も周回して最新のコース状況を確認した。
大弛峠09:35~金峰山11:35 2+00
金峰山12:45~大弛峠16:40 3+55(金峰山小屋~千代の吹上経由)