昨秋のホームページリニューアルにより煎豆屋通信の書き込みが簡単になり1年振りの更新に至りました。さて、今回も硬い話題で恐縮ですが、先日の仕事帰りラジオで取り上げられていた〜海に漂う見えないゴミ〜「マイクロプラスチック」について感じたことです。最近、日本近海の海水を採取して調べたところ小さなプラスチックのかけらが大量に見つかりました。私たちの生活の中で毎日使われているプラスチックが粉々に砕け世界中の海を浮遊しているのです。問題は、このマイクロプラスチックが海水中の有害物質を濃縮させ、魚などの体内に取り込まれていることが研究で分かった事です。汚染された魚を食べる私たち人間にも影響が出てくる重大問題で、世界中で対策に乗り出したそうです。番組では私たちが直ぐに出来る対策としてレジ袋の削減を訴えています。スーパーのレジ袋が有料になっても、未だに日本人は一人当たり300枚/年も使用しているそうです。参考に30年以上前からレジ袋が有料のフィンランドでは、一人当たり4枚/年なのです。当店でも、昨年3月から小規模店舗では異例のレジ袋の有料化に踏み切りました。一部のお客様からは厳しくお叱りも頂きましたが、1年を経過して8割方のお客様にご理解頂けるようになりました。今後も「マイバック」「エコ・ボトル」「NOレジ袋」の活動を継続して行きますので皆様のご理解ご協力をお願い致します。