夏の季節感を表わすステンドグラス作品の制作を思い立ちホームセンターの園芸コーナーでアサガオの花を見つけたのはゴールデンウィーク明けでした。良く観察するとツルの巻き方向とつぼみの巻き方向には規則性があり、ツルは決って左巻き螺旋を描くのに対して、つぼみは決って右巻きに捻じれている事を発見しました。台風や竜巻の渦が北半球と南半球で逆な理由と同じなのでしょうか。
デザインで苦労したのはラッパ状の花びらの奥行きの表現で、教室の五味先生に修正して頂き6月3日から制作を始め、何度か色変更でガラスの切り直しが有りましたが7月上旬には仕上げの段階に来ていました。ところが7月から自治会の行事が目白押しで作業は完全にストップしたままに。10月7日に4ヶ月振りに教室に出席して先生にOKを頂き、仕上げ(写真)完成に漕ぎ着けました。全体のカラーは涼しげなガラスを使用して作りましたから、秋風の10月に咲いたアサガオは寒い印象を受けますが仕上がりには大変満足しています。