6月4日、甲府では3日連続の真夏日となりました。それでも湿度が低く、午後からは風も出て、日影で過ごせば不快な暑さは感じられません。人間にとって快適な気候はコーヒーの子供たちにも良好な環境と言えるようです。観葉植物としても人気があるコーヒーの一番の魅力であるグリーンが一段と鮮やかに映える季節です。さて今日は末っ子と共に気に掛けている双子ちゃんの様子を観察してみます。大きい方の樹高は約20cm、小さい方は約12cmに成長してきました。本葉の数も16枚、12枚とかなり密集していますが、葉の色で判断する健康状態に問題はありません。また他の兄弟たちと同様に幹の根本がしっかりして来て爪楊枝3本分ほどの太さになりました。こうなると更に大きくなれと思うのが親心ですが、過保護による肥料の与え過ぎは厳禁です。液体肥料を1000倍に薄めた物を10日に1回程度で十分です。普段は土の表面が完全に乾いてから鉢底から流れ出るまで水をあたえます。これが強い根を育む秘訣なのです。