10月12日に上陸した大型の台風19号は関東甲信や東北地方などで記録的な豪雨を観測して、各地に甚大な被害をもたらしました。台風が去った後も晴天は長続きせず、植物の生育に欠かせない十分な日照が得られない状況に心配な毎日です。せめて温度管理だけでもと、金魚を飼育していた時の水槽を利用した温室に入れました。その甲斐あって数日経った10月27日に子葉が完全に開きました。よく見ると土の上には頑張って脱ぎ捨てたパーチメントの殻が落ちています。下旬になり日照は回復して来ましたが、同時に朝晩との寒暖差が大きくなり温度管理が難しくなります。鮮やかなグリーンの子葉は見た目には元気ですが、コーヒーは亜熱帯から熱帯の植物です。もうすぐ厳しい寒さを迎える山梨で、初めての冬を越せるかが重要なポイントになります。