10月29日、高気圧に覆われた穏やかな秋の晴天が気持ち良い一日でした。気温も予想を大幅に超えて甲府では夏日に迫る23.9℃を観測しました。人間も汗ばむほどの陽気に植物の管理も大変です。朝晩は冷え込み、日中の窓辺は30℃近く、この急激な寒暖差はコーヒーの木にとっても大敵です。もう直ぐ訪れる厳しい越冬を控えて、最後の生育期を迎えるこの季節に出来るだけ体力を付ける必要があります。薄めに希釈した液体肥料を与え、ブラインドは半分ほど閉めて半日陰の状態にします。この日光の管理が一番大変で、特に秋の西日は油断すると葉焼けを起こし、木全体を枯らしてしまう恐れがあります。さて、今日は生育トップ3と末っ子をベランダに並べてみました。左から1番(双子ちゃん)2番、3番と並び、手前が保育器に入れて湯たんぽで温めた末っ子(樹高15cm)です。小さくても懸命に生きている姿が美しく愛おしく感じます。