午前7時、2台ある焙煎機のバーナーに着火して煎豆屋の一日が始まります。30分ほど予熱してドラムが温まったのを確認すると、テストローストの生豆が1200g投入されます。 今朝のコーヒーは、BRASIL ��2 17/18のライトローストでブルマンやアメリカンのブレンドに2割ほど使用するもので、浅煎りでもしっかり芯まで火を通して雑味のない「しなやかさ」が求められる難易度の高い焙煎です。焙煎時間は約10分、冷却後に直ちにミル&ドリップしてカップに注がれます。普段はストレートで飲まれる事のないコーヒーですが、ブレンドした時に他の豆と協調する大切な役割を担っているので定期的な味のチェックが重要になります。それにしても『 煎りたて 挽きたて 淹れたて 』のコーヒーが毎朝味わえる、コーヒー屋ならではの究極の贅沢ですね。