10月に入って朝晩は涼しくなりホットコーヒーが美味しい季節の到来です。記録的な暑さが続いた今年の夏、煎豆屋で栽培しているコーヒーの木は動植物には耐えられないほどの酷暑のなかで元気に成長しました。樹高は1m60cmを超え持ち運びを考え頭を剪定した為か幹が一回り太くなり、たくましくなった成木に今年はたくさんの実が生りました。ただ、残念な事は来店されるお客様に真赤に熟したコーヒーの実を観賞して頂こうと、いつまでも実を付けたままにしていた為か花付きが昨年の半分位に減ってしまった事です。どうやら植木鉢の少ない土壌から吸収する養分を木の成長と花と実にバランス良く分散させる事がポイントのようです。越冬のための運搬(重量)を考えると現状の鉢サイズが限界と思われますが、土や肥料を工夫して来年は真赤な実に寄り添う真っ白な花を咲かせたいと願っています。 写真は、今年収穫したコーヒー豆と半年後に収穫予定のコーヒーの実(今年の花)です。