R6読図トレーニング

2024/11/10(日)

山の会で恒例の読図トレーニングが杣口3号橋を起点に大烏山から小烏山への周回コースで開催された。風邪で欠席の講師Uさんに代わり、Oさんがリーダーを務め総勢8名が地図読みを学んだ。コンパスをセットして急傾斜の尾根を頑張る。天気は霧雨で予報より崩れが早いようだ。最悪の場合は大烏山で折り返しを想定する。かつては熟達者向けのバリエーションルートだったが、落葉で部分的に不明瞭な所が有る程度。ヒナ岩の手前で若い男女二人組に抜かれる。出会ったのは終日この二人だけだった。大烏山までは順調に経過したが、この先は不明瞭で読図の真価が問われる。案の定、先行していた男女はロストして追い付いてしまう。霧雨は収まりP1782を下り馬止根場に向かう優しい道の自然林(写真)に癒される。小烏山に向け尾根を右折して最大の難所100mの急降下も無事に通過できた。帰路は緊張の連続だったが未踏の小烏山も踏め、達成感のある読図トレーニングを終えた。TX
杣口3号橋07:55~馬止根場11:45 3+50(10:20大烏山)
馬止根場12:15~杣口3号橋16:10 3+55(14:30小烏山)

11月の例会山行

2024/11/04(月)

大月市在住のリーダーKさんが牛ノ寝通りの鶴寝山~奈良倉山を企画してくれた。鶴峠に1台デポして道の駅こすげから総勢11名が快晴の青空の下スタートする。ワサビ田を見ながら林道終点を経て、沢沿いの急登を頑張り主稜線を目指す。約2時間で山沢入りのヌタに着く。ここでは栃の木の老木が迎えてくれ、その圧倒的な姿に歓声が上がる。ここから鶴寝山までは僅かな区間なのにキノコが豊作で大幅に時間を費やす。昼食後は二つ目のピーク奈良倉山に向け松姫峠に下る。ここは武田家滅亡の際に松姫一行が逃避に通ったと伝わる。なおも緩やかな稜線歩きが続く。唯一残念なのが紅葉が遅れていること。新緑かと錯覚するような鮮やかなカエデの森(写真)を進む。奈良倉山の山頂は林に囲まれた平地で展望はないが、西側に少し下った所から秀麗富嶽十二景の富士山を見ることができた。「牛ノ寝通り」この何とも長閑な響きの稜線を何時かは大菩薩から繋げて歩いてみたいと思った。TX
道の駅08:30~鶴寝山11:50 3+20
鶴寝山12:30~鶴 峠15:00 2+30(奈良倉山経由)