31/甲斐百山・苗敷山
2022/01/23(日)
昨年で山梨百名山に区切りが付いたので、今年から甲斐百山を目指すことにした。現在30座、残り70座の道のりは遠く長い。何年掛かるか分からないが、毎月1座をノルマに課した。今日は午前中に時間が空いたので韮崎の苗敷山(1035m)標高差630m、健脚度☆☆困難度★★を登った。登山口の穂見神社里宮に駐車場が無いので本の案内通り北病院からスタートする。初めての山で問題は駐車場と登山口で、案の定ウロウロしてザック無しなら不審者だ。10分近くタイムロスして獣害ゲートを開き山に入った。這い上がるほどの急な林道を一登り、右にカーブする所で左に山道が分岐している。道標は無い。頭に入れた概念図とコンパスの方位、それと動物的勘を頼りに踏み出す。落ち葉が堆積した急坂を20分ほどで林道ショートカットに成功する。それにしても林道が縦横に走り、旧登山道を分断して紛らわしい。この先も、全体を歩いて分岐の道標は1ケ所だけ、リボンも少なく初心者には易しくない。やがて十九丁の丁目石が現れ、奈良時代に遡る山岳信仰の霊験あらたかな道となる。最後の急な石段を登った上には奥宮の本殿(写真)が江戸時代に再建され貴重な文化財として残っている。ここから僅かに登って山頂に着く。余りに呆気なく、地図で確認して旭山に向かうが、踏み跡は薄く下山時刻を勘案して引き返した。なかなか趣のある良い山だった。事前に歴史を勉強してクラブの仲間と再訪してみたい。 TX
北病院09:10~苗敷山10:45 1+35
苗敷山11:10~北病院12:05 0+55
苗敷山11:10~北病院12:05 0+55
親子ボルダリング体験教室
2022/01/16(日)
ハイキングクラブが自治会の体育活動として承認されて6年が経過した。定期的に公開ハイキングを企画し、バスを利用し30人前後で富士登山などの活動を続けてきた。それがコロナによる自粛ムードで昨年度から休止状態になっていた。当自治会は400世帯、1200人が暮らす市内でも屈指のマンモス住宅団地で、高齢者も多いが、それ以上に子供が多い。コロナの影響は子供達にも容赦なく、学校行事も中止や縮小が相次いでいる。自治会の行事も同様で、夏祭り、親子研修など2年続きで中止になった。そんな子供たちのストレス解消に、感染が落ち着いた12月に防災広場で、あけの金時50kgを焼いてホカホカの焼き芋を楽しんでもらった。今日は子供行事の第2弾、36人が参加して親子ボルダリング体験教室を実施した。実のところ1週間前からオミクロンの急激な感染拡大により開催の可否に悩んでいた。対策としてバス利用キャンセル、午前午後にグループ分け、会場内の飲食禁止など計画を変更した。それでも責任の重大さに緊張感は増幅するばかり。結果は参加人数を分散した事が功を奏した。4人の講師からマンツーマンの指導が受けられ、大満足のボルダリング教室となった。子供も大人も夢中で、手のひらを真っ赤にしながら何度もトライする姿に、改めてボルダリングの魅力を知った。参加者からは貴重な体験ができたと喜んで貰えた。さらに何人かはジムに通うと言う。今回も猪突猛進の企画に、関わった人達には多大な負担を強いた。心から感謝したい。
午前の部09:30~12:30 3+00
午後の部13:00~16:00 3+00
午後の部13:00~16:00 3+00
初トレで空に天気図を見る
2022/01/02(日)
大晦日、元日と二日続いた強風注意報は解除されて放射冷却現象で寒い朝になった。6時半、ラジオ体操の公園に設置された温度計は-10℃まで下がっていた。東の空には雲があるが、地元で西山と呼ぶ白根三山の稜線は晴れて、雪が眩しく輝いている。新年初のトレーニングは白根三山の展望台として人気の、自身にとっては山への原点である夜叉神峠でスタートする事にしよう。ところが箱根駅伝1区で中央大学が驚異的な走りを見せ、区間記録を大きく更新するところまで見届けて出発が遅れた。1時間で登山口の夜叉神の杜駐車場に着く。好天の割に県外車両が25台ほどと例年に比べ少ない。対して雪は多く、登り始めから圧雪路になる。それでも凍っていないのでアイゼンなしで問題ない。風も無く雪道に照り返す日差しは暑く、フリース1枚でも額に汗が流れる。先月から左膝に違和感を感じていたので、今日は調整のつもりで慎重に登って行く。それでも予定タイムの60分を切って、憧れの白根三山が大迫力で迫る峠に着いた。期待した雪山の白と青空のコントラストは少し残念だった。稜線の上空5000m位に天気予報どおり雲を伴った前線が北東に延びている。空に天気図が見えた瞬間だ。 SC
夜叉神口09:55~夜叉神峠10:50 0+55
夜叉神峠11:15~夜叉神口11:40 0+25
夜叉神峠11:15~夜叉神口11:40 0+25