トライ茅ヶ岳5

2025/01/26(日)

10年前スカルパの登山靴をソール張替えに出した代替としてファイブテンのアプローチシューズを購入した。重量は登山靴の半分以下と軽く、ローカットの足首は自由度が高い。その軽快さが気に入って八ヶ岳や南アルプスの3000m峰にも駆り出した。以来アプローチシューズを履き継ぎ、雪山以外に登山靴の出番は無くなった。記録を見ると23/09/23降雨の確率が高かった権現岳が最後だ。近く雪山の予定もあり今日は登山靴の感触を試す。ザクザクと霜柱を踏む硬いソールは頼もしいが、やっぱり重量を感じる。林道23分、女岩56分、ブナの森は落ち葉のラッセルで減速する。稜線100分、平凡なタイムだが山頂120分は切りたい。余程きつかったのか深田久弥の墓標を気づかずに通過してしまう。ゴール117分は標準タイムの84%、ベストには遠く及ばない。山頂の岩には珍しいエビの尻尾(写真)現象が見られた。登山靴でのスピードハイキングは苦手だ。SC
深田公園07:30~茅 ヶ 岳09:27 1+57(女岩コース 1.57.17)
茅 ヶ 岳09:45~深田公園11:10 1+25(防火帯コース)

1月の例会山行

2025/01/19(日)

いつも白山の頂上から見ていた帯那の集落から北に広がる山々を特に意識することはなかった。標高は1000m程度で、地図を見ても山名は載っていない。このマイナーな山域の阿梨山(1102m)を例会山行として最年少会員Aさんが企画してくれた。登山口になる下帯那の幸潤院の墓地を抜け防鹿ゲートを開けてスタートする。計画は総勢20名が2班に別れベンガル尾根コースを稜線に上がり、西の展望ポイントまで寄り道をする。南アルプスや眼下の千代田湖を眺めた後、今度は稜線を東進して918m点を経て本峰を目指す。道は部分的に不明瞭な個所はあるがピンクテープと随所に括られた案内プレートに導かれる。やがて明確に現在位置が分かる送電鉄塔が建つピークに着く。頂上まであと僅か、阿梨山の直下はロープが設置されたベンガル坂(写真)を登る。こんな良い山があったとは、地元に居ながら今まで知らなかった。帰路はまむし沢コースを脚気石神社に下った。TX
幸潤院07:35~阿梨山11:15 3+40
阿梨山11;50~幸潤院13:55 2+05

白山トレーニング79(6)

2025/01/12(日)

木曜日の夜はクライミング練習場に通って5年が経過した。年末は26日が最終日で懸案の苦手課題を美しく登って気分良く年を越した。ところが年始スタートの9日は同じ課題が登れなかった。2週間空いた事と、寒さで体が硬い事が原因だと思うが、新年の初登りに気持ちは落ち込んだ。気を取り直して今年2回目の白山トレーニングに向かおう。曇りの予報だったが雲間から日が差して寒さは感じない。湯村山12分、前半は抑える。法泉寺山25分、汗は出ないから給水もいらない。コル29分、調子は良さそう。第2東屋39分、気温は6℃と低く体は軽い。八王子山を44分12秒で通過する。45分が切れたからゴールは50分が切れそうだ。急降下を下った登り返しで前方から短パンのトレラン青年が駆け下りて来て挨拶を交わす。白山のゴールタイムも気分良く前回を2分も短縮できた。クライミングのパフォーマンスは気温25℃位がベストで、白山トレーニングとは真逆だ。SM
緑ヶ丘14:00~白 山14:49 0+49(6℃ 49.58.98)  
白 山15:00~緑ヶ丘15:45 0+45

新年バリ&ロングハイク

2025/01/05(日)

甲斐百山のガイド本で紹介されている水ヶ森に奥帯那ピストンをプラスして総勢17名が歩いた。リーダーは藪山を好んで企画してくれる山の会ベテランOさんで、周到な準備と的確なルーファイで導いてくれた。参加メンバーは42才から83才の男性8名女性9名で、平均年齢は69歳になる。それが皆パワフルで急峻な尾根の直登を苦も無く登って行く。やがて1384m峰から東に延びる主尾根を目指す頃から本格的なバリエーションルートになる。ここも懸命に頑張り乗り越えると、自然林の気持ちの良い緩やかな登り(写真)になった。直ぐの北峰(1530m)で休憩して白張峠に下り、主峰(1553m)向けて登る。水ヶ森の山頂からは冬枯れの木々の間に名立たる山々の展望が広がっている。岩まじりの急斜面を弓張峠に下る。峠の富士山を望む陽だまりで昼食の後は、往復2時間の奥帯那に向かう。幾多のアップダウンも皆で元気に越えて新年のバリ&ロングハイクを終えた。TX
林道P07:35~弓張峠11:20 3+45(北峰~水ヶ森)
弓張峠11:55~林道P15:15 3+20(奥帯那ピストン)

白山トレーニング78(5)

2025/01/02(木)

晴天の穏やかな正月なのだが、やっぱり仕事が気掛かりで落ち着かない。3日からの予定を前倒して出勤することにした。7時から11時まで全集中の作業をして、緑ヶ丘に向かう。体育館の駐車場はガラガラに空いている。スポーツ好きは皆テレビの箱根駅伝を見ているのだろう。大晦日の茅ヶ岳から中一日、ベストコンディションでスタートする。湯村山12分、落葉は減って歩きやすい。法泉寺山24分、汗が流れ上着を取り給水とヘッドバンドを着ける。狭く急な下りで先行グループの追い越しに手間取りコル30分、後半戦に入る。第2東屋41分、ここから4分で八王子山を目指す。だが、さすがに4分はきつく八王子山を45分40秒で通過する。ラスト区間は限界タイム5分が切れない。だけどハードなトレーニングに没頭している時は仕事のことが忘れられる。白山からは快晴の青空に南アルプスも八ヶ岳も映える。帰路には甲府盆地と富士山のビューポイントに寄った。SM
緑ヶ丘11:30~白 山12:21 0+51(12℃ 51.52.98)  
白 山12:30~緑ヶ丘13:15 0+45