シビアなフライト
2012/02/19(日)
小型機の有視界飛行は絶対的に経験がものを言う世界で、シビアな経験を重ねる事で少しずつ技量を上げて行く。
甲府の最低気温-7℃寒さは厳しいが、冬型は緩み太平洋側は久々のフライト日和と思われた。
静岡空港の小型機エプロン(駐機場)は満車(機)で新島に向かったが伊豆半島が雲で越えられなくて松崎でのUターンを余儀なくされた。
コースは6000ftで本栖湖を越え、富士IC経由で駿河湾を渡り伊豆半島をまたぐ定番のプランだが、伊豆半島のピーク天城山(4613ft)は完全に雲の中で西伊豆の海岸線を南下する迂回コースに変更、出発前に入念に確認したウェザーと現実との違いに愕然とする。
戸田から土肥と南下に連れ、厚みを増した雲に頭を押さえられて海面が近くなり田子漁港の弁天島(写真)では2400ftまで降りてしまう。
低高度では無線通信の感度も限界に近く、気流も荒れはじめ恐怖を感じる。
この先の天候が読めない不安を抱え、この気象条件で陸地を離れ大海原を低空で飛ぶ気にはなれない。
新島からの帰路も考え、この先の松崎でフライトプランの変更を決断した。
大切なことは生きて帰ること。たった一回の失敗で人生が終ってしまうから。
甲府の最低気温-7℃寒さは厳しいが、冬型は緩み太平洋側は久々のフライト日和と思われた。
静岡空港の小型機エプロン(駐機場)は満車(機)で新島に向かったが伊豆半島が雲で越えられなくて松崎でのUターンを余儀なくされた。
コースは6000ftで本栖湖を越え、富士IC経由で駿河湾を渡り伊豆半島をまたぐ定番のプランだが、伊豆半島のピーク天城山(4613ft)は完全に雲の中で西伊豆の海岸線を南下する迂回コースに変更、出発前に入念に確認したウェザーと現実との違いに愕然とする。
戸田から土肥と南下に連れ、厚みを増した雲に頭を押さえられて海面が近くなり田子漁港の弁天島(写真)では2400ftまで降りてしまう。
低高度では無線通信の感度も限界に近く、気流も荒れはじめ恐怖を感じる。
この先の天候が読めない不安を抱え、この気象条件で陸地を離れ大海原を低空で飛ぶ気にはなれない。
新島からの帰路も考え、この先の松崎でフライトプランの変更を決断した。
大切なことは生きて帰ること。たった一回の失敗で人生が終ってしまうから。
双葉10:30~(松崎)~双葉12:00 1+30