冬の低山に潜む危険

2018/02/22(木)

今月11日に東京の40代男性がハイキングに出掛け、中央線の猿橋駅に設置されている防犯カメラの映像を最後に行方不明となった。
どの山なのか登山届けはなく家族にも告げていないから、警察は猿橋駅からのアクセスを手掛かりに百蔵山、扇山、権現山を捜索したが発見に至っていない。この三山だけでも広大な面積で、四方から何本もコースがあり、携帯の電波も悪く捜索は困難を極めた。上野原から大月の山域は標高も1000m前後と低く、首都圏から近いことで気軽にハイキングが楽しめるエリアだが、冬のこの季節は全くの別物に変る。今日は浅川を基点に権現山と扇山の計画で出掛けたが、R20の道路工事渋滞で遅れ、権現山(1312m)から下山直後に雪が降り出して視界も悪く、扇山は断念して浅川峠(写真)から往路を戻った。注意点1.落ち葉が堆積して道が不明瞭。2.入山者が少なくトレースが薄い。3.落ち葉の下が凍っている。4.日陰はアイスバーン、日向は泥んこ。5.山頂以外は樹林帯、上空から発見できない。
浅川口10:30~権現山12:55 2+25
権現山13:20~浅川口14:40 1+20