「徹底的に好きなことに没頭したい」
登山とフライトの合間に仕事をする。
そんな暮らしが目標です。

今年初めの山行は南大菩薩の湯ノ沢峠を基点に黒岳か大蔵高丸～ハマイバ丸までの往復３時間程度の足慣らしだったが、湯ノ沢峠まで約１０ｋｍ地点の林道ゲートが閉鎖されていた為に思わぬアルバイトを強いられた。
ゲートから０＋５０、徒歩口の分岐から登山道に入ると直ぐに沢沿いの雪道になり、日陰はアイスバーン状態で慎重に１＋１５を費やし非難小屋のある湯ノ沢峠に到着する。（アイゼン無しに降下は危険と判断して帰路は林道を歩く）
稜線に上れば雪は無いだろう？携帯もつながりウェザーチェックも出きる？と都合の良い考えは甘かった。
大幅な時間遅れに気持は焦るが、腐った雪に足は潜るし、雪解け道は泥んこで足を取られる。おまけに晴天の予報は見事にはずれ、時折り雨も落ちてくる。
携帯は圏外のまま。行き交う登山者も一人も居ない。
写真は、視界１００ｍ絵にならない霧雨の大蔵高丸（１７８１ｍ）山頂の標柱。
冬眠状態で鈍っていた体に初っ端から往復６＋００は少々（かなり）ハードだったが、運動不足を一気に解消する山行になった。