「徹底的に好きなことに没頭したい」
登山とフライトの合間に仕事をする。
そんな暮らしが目標です。

活動７年目になるハイキングクラブ、今年は原点に戻って自分たちが暮らす甲斐市の最高点であり毎日眺めている茅ヶ岳からスタートする事にした。本来なら一緒に出発したかったが、今年度は地区の消防リーダーを務める事になり、先週が雨で延期になった消防訓練に参加するためＳリーダーとＹ君に先発隊を任せて、１時間遅れで一人後を追った。登山口の深田久弥記念公園までは車で１５分、第一は満車で第二駐車場で身支度を整える。１５分で林道を横断し防火帯の尾根を急ぐと大粒の汗が噴き出して来た。３０分ほどしてトレランの青年が下ってきて聞くと５分ほどで直ぐに見える距離だと言う。程なくして１００ｍ先に最後尾のＹ君の白いシャツを視界に捉えるが、スタートからトップスピードで飛ばして来たからギアチェンジができない。急登で始まる防火帯の尾根も上部は傾斜が緩む場所が有り、広く平坦な所で大休止に入ったメンバーに追いついた。混雑する山頂を避けてＫさんのオカリナでクラブのテーマソング富士山を大合唱する。毎回参加のＳリーダーをはじめ２０回以上参加が５名、１０回以上参加が１５名を数えクラブに大きな連帯感が出来上がった。来月は記念の３０回登山を計画している。写真は女岩の上部を軽やかな足取りで下るメンバー総勢９名。ハシリドコロの群生地は満開だったが、ここまで下ってようやくブナの新芽が吹いていた。