「徹底的に好きなことに没頭したい」
登山とフライトの合間に仕事をする。
そんな暮らしが目標です。

第一は朝から本降りの雨、晴天で夏日だった第二は自治会の総会、第三の今日は７時から地域の清掃日で、１５時にはジムを予約してある。曇り空で天気は下り坂、予報では昼過ぎから所により雷雨と告げている。こんな日のために近場の低山を準備してあった。清掃を終えて直ぐに出掛ける。白州町の中山（８８８ｍ）標高差２８０ｍ、健脚度☆困難度★を登ろう。難題の登山口までのナビは、本を入念に読んで頭に入れて置いたので自宅から３０分で曲足林道の登山口に到着できた。先行者は居ないようだが、狭い駐車スペースの一番端に止める。ザックには雨具とペットボトル、少しの行動食など。手には地図と甲斐百山Ｐ６８のコピーを持ち、ポケットのコンパスを確認してスタートする。里山と言えども初めての山を登るのはそれなりに緊張する。ほどなく送電鉄塔の真下を通過して、本で紹介されているコースに間違い無いことを確信する。それと上空に青空が見え始め、若葉のパステルグリーンの美しさに心が和む。道には倒木もあるが、ピンクテープや道標に導かれコースアウトの心配はない。やがてしっとりと落ち着いた赤松の森を抜けて分岐に突き当たる。右に５分で展望台、左は今日の下山路になる三吹方面を指している。写真は展望タワーから、頭が雲に隠れる甲斐駒ヶ岳と右に鋸岳、右端の鞍掛山に連なる日向八丁尾根を見渡す。近くに居ながら今まで知らなかった事が悔やまれる。３６０度の眺望を独り占めして贅沢な時間を過ごした。 TX