第五回ふるさとの山に登ろう

2014/05/25(日)

「第五回ふるさとの山に登ろう」春のハイキングは富士山吉田口の馬返しから五合目までの計画だったが、2月の記録的大雪の残雪で秋季に順延とした。
その富士山の眺望を堪能しながら体力トレーニングと長距離を歩く自信を付ける目的で選定した三ッ峠から天上山への縦走コース。
ゴールの河口湖にマイカーを駐車して、満席の登山客を乗せたバスに揺られ(全員が座れた)30分、三ッ峠登山口で下車し新緑が眩しい沢沿いの道をスタートした。
甲府の予想最高気温31℃、午後から雷雨の予報で心配したが終盤は陽も差し、幸い降られずに富士山も薄っすらでも応援してくれて、計画通り全山踏破のロングコースを12名全員が歩き切った。
ご褒美はロープウェイ(写真)天上山から3分で湖畔に下りた。
今回もCLを快諾してくれたベテランS氏、左肩の靭帯断裂の怪我を押して参加しSLを務めてくれた若手のY君、そして今回も積極参加で元気に歩き通してくれた人生の兄貴、姉貴たちに心から感謝して満ち足りた初夏の1日を終えた。
御坂峠口 09:35~御巣鷹山11:40~三ツ峠12:00~霜山15:00~天上山16:00

仕事は遅くとも下山は早めに!

2014/05/11(日)

快晴の日曜日を迎え、7時に公民館集合のハイキングクラブ早朝ミーティングも落ち着かない。
早々に切り上げ8時40分にクラブのY君と双葉スマートETCから中部横断自動車道を飛ばす。
Y君にマイナーな山の静けさを堪能してもらおうと計画したのは中富の富士見山(1640m)で平須から登り堂平へ下る標高差1000m、往復5時間半のコースで晴天に恵まれた今日は山頂手前の奥ノ院からの南アルプス方面の眺望が期待できる。
遅いスタートに気は急くが、桧の植林地の中を登る道は単調で長く日当たりの良い南東斜面の想像以上の暑さに、2時間と見積もっていた奥ノ院まで50分も超過してしまう。
眺望の無い山頂よりここで(写真)昼飯とし、山頂往復と帰路のコースタイムを計算すると下山時刻は17時半になってしまった。
この山で出会ったのは単独行と2組5人だけ、携帯も圏外で帰路の北斜面には残雪も予想される。
日没には余裕があるが山を始めたばかりのY君に無茶を教えてはいけない。
秋にまた来よう!潔く往路を下山した。
平須09:55~展望台12:45 2+50
展望台13:35~富士見山14:00~平須16:35 3+00

新社会人にエール

2014/05/03(土)

社会人1年生の長男が帰省し、娘も同行して毎年恒例になったGWの山歩きに同じく、この春に新社会人となった姪のRちゃんを誘った。
小さい頃から山に連れ歩いた娘、息子とは対照的に山は本当に初めてだと言うRちゃんのために選んだのは、安全快適に登れて低山には非常に珍しい特異な景観が忘れられない印象になる白州の日向山(1660m)。
今年は2月の記録的な大雪の影響で残雪や雪崩が多く、2日前に役場に電話して林道の開通状況を確認し、コースも残雪の心配がない南面斜面の矢立石からのピストンとした。
新緑の緑に咲き始めたミツバツツジが映える道、いとこ同士の楽しい会話を後ろに聞きながら先頭をゆっくりと登る。
晴天に恵まれ風も優しく、眩しい白砂のビーチ(山頂)にシートを敷き、おにぎり、サンドイッチ、カップ麺、デザート、コーヒー、食べ切れないほどの豪華なランチ。
環境の変化と慣れない仕事に挫けそうになったら、この天空の世界で過ごした時間を思い出して頑張ってほしい。(写真は残雪の甲斐駒ケ岳)
矢立石09:30~日向山11:30 2+00
日向山13:00~矢立石14:25 1+25