傷ついた瑞牆山
2015/05/31(日)
雨予報の日曜日だったが、眩しい日差しに目が覚め天気予報をチェックすると、雨雲は予報より南を通過して、内陸では晴れの予報に変わった。
念のため雨具を点検して、この季節一番気になるアズマシャクナゲを見る目的で手短な瑞牆山に登ることにした。
何時もは混雑を避け不動滝ルートを登るが、北面で開花には早いと判断し、8年振りに瑞牆山荘から富士見平ルートを歩いた。
入山者が多いことは覚悟して来たが、驚いたのは僅かな歳月での変貌だった。
先ず、登山口から林道横断までの森に小川山の廻目平ほどでは無いがボルダリングエリアが出来た様で、ボルダーの踏跡が縦横に現れ本来の登山道を忠実にトレース出来ない。
また、桃太郎岩の他に新設の木製階段が1基と、過剰とも思える鎖の連続(注意喚起のためには有効か)。
最悪は、上部の斜度が増す辺りの登山道の傷みが激しく、崩落した場所を迂回させるトラロープが張られている。
満開のシャクナゲと青空が迎えてくれたが、傷ついた瑞牆山の姿に心は曇った。
5月としては記録的な暑さと少雨、南向き斜面のシャクナゲ(写真)は大輪の花を咲かせている。
念のため雨具を点検して、この季節一番気になるアズマシャクナゲを見る目的で手短な瑞牆山に登ることにした。
何時もは混雑を避け不動滝ルートを登るが、北面で開花には早いと判断し、8年振りに瑞牆山荘から富士見平ルートを歩いた。
入山者が多いことは覚悟して来たが、驚いたのは僅かな歳月での変貌だった。
先ず、登山口から林道横断までの森に小川山の廻目平ほどでは無いがボルダリングエリアが出来た様で、ボルダーの踏跡が縦横に現れ本来の登山道を忠実にトレース出来ない。
また、桃太郎岩の他に新設の木製階段が1基と、過剰とも思える鎖の連続(注意喚起のためには有効か)。
最悪は、上部の斜度が増す辺りの登山道の傷みが激しく、崩落した場所を迂回させるトラロープが張られている。
満開のシャクナゲと青空が迎えてくれたが、傷ついた瑞牆山の姿に心は曇った。
5月としては記録的な暑さと少雨、南向き斜面のシャクナゲ(写真)は大輪の花を咲かせている。
瑞牆山荘08:50~瑞 牆 山10:50 2+00
瑞 牆 山11:50~瑞牆山荘13:40 1+50
瑞 牆 山11:50~瑞牆山荘13:40 1+50
第11回ふるさとの山に登ろう
2015/05/10(日)
地域の有志たちと始めた「ふるさとの山に登ろう」は今年で4年目に入り、通算で11回(自身は第9回を仕事で欠席)の活動となった。
山梨の名山を一望する(南に富士山・北に八ヶ岳・東に奥秩父・西に南アルプス)この地に暮らす幸せ、毎朝のラジオ体操会場の公園から裏手には全国から多くの百名山ファン、深田ファンが押し寄せる茅ヶ岳が指呼の間に聳える。
今日はその茅ヶ岳の東に連なり、ニセ八ヶ岳と呼ばれる所以の幾つかのピークを歩いた。
登山口の観音峠は金ヶ岳の南峰から東の尾根を急降下した地点で、ゆっくり車で40分、快晴の青空と新緑の緑が眩しい、ふるさとの山を存分に堪能した。
下山は八丁峠から平見城へ、しばらく下ると南向きの斜面にニリンソウの大群落(写真)が現れ白い可憐な絨毯の道に感動する。さらにカモシカの見送りも受け幸せな気分で11回目の活動を終えた。
山梨の名山を一望する(南に富士山・北に八ヶ岳・東に奥秩父・西に南アルプス)この地に暮らす幸せ、毎朝のラジオ体操会場の公園から裏手には全国から多くの百名山ファン、深田ファンが押し寄せる茅ヶ岳が指呼の間に聳える。
今日はその茅ヶ岳の東に連なり、ニセ八ヶ岳と呼ばれる所以の幾つかのピークを歩いた。
登山口の観音峠は金ヶ岳の南峰から東の尾根を急降下した地点で、ゆっくり車で40分、快晴の青空と新緑の緑が眩しい、ふるさとの山を存分に堪能した。
下山は八丁峠から平見城へ、しばらく下ると南向きの斜面にニリンソウの大群落(写真)が現れ白い可憐な絨毯の道に感動する。さらにカモシカの見送りも受け幸せな気分で11回目の活動を終えた。
八丁峠登山口08:35~曲岳~黒富士~升形山11:55 3+20
升形山下部13:00~平見城入口14:25 1+25
升形山下部13:00~平見城入口14:25 1+25
甲斐駒の眺めが絶品
2015/05/03(日)
南アルプス北部の地図に記載された「甲斐駒の眺めが絶品」が気になっていた鞍掛山(2037m)に連休で帰省した息子と登った。
コースは矢立石から日向山を経て雁ヶ原を降下した鞍部に立つ錦滝への下山道(現在は下り通行禁止)を示す標柱脇から始まる。
白ザレの滑る痩せ尾根を15分ほど進むと、道標は無いが左方に確かな踏み跡(帰りに使う錦滝へのショートカット)の分岐を確認した。
ここから駒岩までルートは明瞭で問題ないが、標高差500m一気の登りは本格登山が今年初めて身に少々堪えた。
そして最後の0+40、駒岩からは不明瞭な道を急降下の後に急上昇して疲れも吹き飛ぶ絶品(写真)の展望台に着いた。
晴天にも恵まれ、尾白川渓谷を挟んで間近に見る甲斐駒ケ岳と黒戸尾根(日本三大急登)の全容と、特徴的な烏帽子岳から鋸岳までが一望に連なる。
また、日向八丁尾根~鞍掛山の間で出会ったのはテント泊の単独行だけ、GWとは思えない静かな山が満喫できたのも幸運だった。
コースは矢立石から日向山を経て雁ヶ原を降下した鞍部に立つ錦滝への下山道(現在は下り通行禁止)を示す標柱脇から始まる。
白ザレの滑る痩せ尾根を15分ほど進むと、道標は無いが左方に確かな踏み跡(帰りに使う錦滝へのショートカット)の分岐を確認した。
ここから駒岩までルートは明瞭で問題ないが、標高差500m一気の登りは本格登山が今年初めて身に少々堪えた。
そして最後の0+40、駒岩からは不明瞭な道を急降下の後に急上昇して疲れも吹き飛ぶ絶品(写真)の展望台に着いた。
晴天にも恵まれ、尾白川渓谷を挟んで間近に見る甲斐駒ケ岳と黒戸尾根(日本三大急登)の全容と、特徴的な烏帽子岳から鋸岳までが一望に連なる。
また、日向八丁尾根~鞍掛山の間で出会ったのはテント泊の単独行だけ、GWとは思えない静かな山が満喫できたのも幸運だった。
矢立石06:35~鞍掛山10:40 4+05(日向山経由)
鞍掛山11:45~矢立石15:30 3+45(錦滝経由)
鞍掛山11:45~矢立石15:30 3+45(錦滝経由)