5月の例会山行 Ⅱ
2024/05/19(日)
本格的な登山シーズンになり山の会では例会山行がほぼ毎週のように開催されていている。今日は下部温泉郷から五老峰(1619m)にメンバー15名が集まった。コースは不明瞭なバリエーションでルートファインディングが求められる。湯之奥願掛け地蔵(540m)をスタートして標高差1078mの激登りが始まった。リーダーはこの山域に精通しているAさん、サブリーダーのKさんが快調なペースで隊列を引っ張る。ところが1時間ほどして雨が降り始める。予報より大幅に天気の崩れが早い。レーダーアメダスを調べると雨雲は断続的に連なっているが雨量は少ない。リーダーはメンバーの士気を確認して登山の継続を判断した。転がり落ちそうな急斜面との格闘が続く。露岩帯ピークツルネ(写真)を登ると程なくして眺望のない山頂に着いた。転滑落など下山のリスク回避から毛無山への縦走を提言する声も上がったがリーダーの決断は揺るぎない。理想のリーダー像を見た。TX
湯之奥06:35~五老峰10:35 4+00
五老峰11:05~湯之奥14:10 3+05
五老峰11:05~湯之奥14:10 3+05
白山トレーニング69(26)
2024/05/12(日)
4月の売上はコロナ前の2019年4月比で8割まで回復してきたが円安で収益は悪化している。厳しい経営環境にあって真剣勝負で仕事に取り組まなければ事業の存続も危うい。物価高で節約志向も定着する今、今後の展開を占う意味でこの5月が正念場と言える。前年比をクリアーできるか重大な局面を迎える。重くなる仕事のウエイトに対してトレーニングは質も量も低下している。今日も忙しく9時半から法事があり、15時には仕事が入っている。アミノバイタルの力を借りて緑ヶ丘をスタートする。湯村山12分26秒、朝は調子が出ない。法泉寺山25分、直進路を下る。コル28分、トレランの青年が熊鈴を鳴らしながら駆け下りてくる。第2東屋39分、時間がないのでゴールは八王子山と決める。直後にトレランの青年が追ってくる。越されてなるかとギアを上げて八王子山43分05秒でゴールできた。今日も山頂の八王子神社(写真)に仕事と健康を祈願する。SM
緑ヶ丘06:30~八王子山07:13 0+43(13℃ 43.05.02)
八王子山07:25~緑ヶ丘08:10 0+45
八王子山07:25~緑ヶ丘08:10 0+45
5月の例会山行
2024/05/05(日)
山の会恒例の山菜例会(ハイキング組)に総勢12名の一員として参加させてもらった。リーダーは地元在住のベテラン会員のM氏で、この山域に精通している。対して参加者に高芝山(1540m)の入山経験者はいない。集合場所のザゼンソウ公園から相乗りで上条峠へ移動、A班B班に別れ登山が始まった。スタートからいきなり厳しい急登に喘ぎ尾根に乗る。この後も尾根の分岐が連続するがコース上に進路を示す標柱の類は一切なかった。さらに防火帯として刈り払われたはずの尾根は松の自然林に戻り始め、背丈を越える辛いヤブ漕ぎを強いられる。その先もザレ場の急登あり、痩せ尾根ありのアップダウンをくり返し、出発から約3時間で眺望の無い山頂に着いた。休憩は15分で下山にかかる。下界からも鋭利な三角峰を見せる高芝山は下山も急降下が連続する。1362m峰を少し下ると甲府盆地を隔て広がる富士山から南アルプスの絶景に足が止まる。まだまだ緊張の下りが続く。TX
上条峠07:05~高芝山10:00 2+55
高芝山10:15~上条峠14:25 4+10(1362m峰で昼食)
高芝山10:15~上条峠14:25 4+10(1362m峰で昼食)
岩稜通過研修
2024/05/03(金)
山の会が毎年5月に開催する岩稜通過研修(今年は白山)に総勢16名の一員として参加させて頂いた。場所は先週おおよその見当を付けた通りの南壁上部の広場だった。この研修の目的はバリエーション山行などで危険個所を通過する際に補助ロープを使って安全を確保する方法を学ぶ。先ずは基本的なロープワークのチェストハーネスの作り方から始まる。さらにエイトノット、フリクションノット、インラインエイトノットと続く。指導する会長の説明は分かりやすく、参加者の意識も集中力も高いので習熟は早い。あっという間に3時間が経過してムンタービレーを練習した所で昼休憩になる。午後は直下に下って緩斜面で実践的な練習(クライム&ビレー)を順に行う。さて本番、南壁の基部に下って会長がリードで登り、終了点を構築して確保の態勢をとる。各自でエイトノットを結び、不安と緊張の岩壁登攀(写真)が始まった。苦戦するメンバーもいたが最終的には全員が完登し有意義な研修を終えた。TX
武田の杜P08:05~白山の岩場~武田の杜P16:30