観光ルートと荒廃ルート
2008/06/28(土)
甲府からマイカーで約2時間、車で登れる日本一の標高点(2365m)の大弛峠から歩き出すと、ほどなく森林限界に近い高山特有の森の香りに包まれる。
梅雨の晴れ間を狙って夢の庭園にシャクナゲを見に来たが、蕾はまだ硬く開花の気配も無い。
ここから1時間弱で奥秩父連峰の最高峰北奥千丈岳(2601m)さらに15分程で国師ヶ岳(2592m)と無雪期ならスニーカーで登れる良く整備されたハイキングコースになっている。
写真は、巨岩とシャクナゲ畑の合間を木製階段で登降する夢の庭園から中央に高所日本一の駐車場を見おろす。
国師ヶ岳~甲武信岳への主脈縦走路の踏跡はしっかりしているが、昔に登った天狗岩のルートは足元が見えない程に樹木が茂り入山者が少ない事を物語っていて、観光地の様に開けて行くルートと、その影に寂れて荒廃して行くルートとの対比が有った。
梅雨の晴れ間を狙って夢の庭園にシャクナゲを見に来たが、蕾はまだ硬く開花の気配も無い。
ここから1時間弱で奥秩父連峰の最高峰北奥千丈岳(2601m)さらに15分程で国師ヶ岳(2592m)と無雪期ならスニーカーで登れる良く整備されたハイキングコースになっている。
写真は、巨岩とシャクナゲ畑の合間を木製階段で登降する夢の庭園から中央に高所日本一の駐車場を見おろす。
国師ヶ岳~甲武信岳への主脈縦走路の踏跡はしっかりしているが、昔に登った天狗岩のルートは足元が見えない程に樹木が茂り入山者が少ない事を物語っていて、観光地の様に開けて行くルートと、その影に寂れて荒廃して行くルートとの対比が有った。
大弛峠10:35~北奥千丈岳11:25 0+50
国師ヶ岳14:50~大弛峠 15:35 0+45
国師ヶ岳14:50~大弛峠 15:35 0+45
グライダーで茅ヶ岳 Ⅱ
2008/06/15(日)
ピュアグライダーで山岳を飛ぶ経験は極めて浅く毎回が未知の領域に踏み込むフライトで、期待より不安の方がはるかに大きい。
だからベテランメンバーの助言(慣れるまでは高い離脱で余裕のある練習をした方が良い)が参考になり、忠実に従う事にした。
甲府の中心市街地を飛び、初めての5000ft 曳航は長く千代田湖で離脱する。
ここから点在する積雲の下を経由しながら茅ヶ岳を目指す作戦だが、気流は前回よりも穏やかで、良好なサーマルにヒットしないまま高度を損失してしまう。
イメージとは掛け離れた現実。難しいな。小さな上昇気流に急旋回でしがみ付く。もがく。踏ん張る。
高度がある内に南尾根の斜面風を探ってみるが、張り付きが甘いのだろうか?上手くリフトに乗れない。
課題は低い対地高度と滑空場から風下に離れて行く恐怖、何回でも飛んで必ず克服してやろう。 緊張が伝わる手ブレ写真は、今回の離脱地点の農業用水の溜め池 千代田湖。
だからベテランメンバーの助言(慣れるまでは高い離脱で余裕のある練習をした方が良い)が参考になり、忠実に従う事にした。
甲府の中心市街地を飛び、初めての5000ft 曳航は長く千代田湖で離脱する。
ここから点在する積雲の下を経由しながら茅ヶ岳を目指す作戦だが、気流は前回よりも穏やかで、良好なサーマルにヒットしないまま高度を損失してしまう。
イメージとは掛け離れた現実。難しいな。小さな上昇気流に急旋回でしがみ付く。もがく。踏ん張る。
高度がある内に南尾根の斜面風を探ってみるが、張り付きが甘いのだろうか?上手くリフトに乗れない。
課題は低い対地高度と滑空場から風下に離れて行く恐怖、何回でも飛んで必ず克服してやろう。 緊張が伝わる手ブレ写真は、今回の離脱地点の農業用水の溜め池 千代田湖。
韮崎~韮崎13:20~14:05 0+45(離脱1530m)
韮崎~双葉14:36~15:37 1+01(離脱1230m)
韮崎~双葉14:36~15:37 1+01(離脱1230m)
梅雨のみずがき山
2008/06/14(土)
梅雨の中休み、みずがき山荘の駐車場はすでに満車、溢れた車の縦列駐車で路肩にもスペースがない。
留まる所を知らない百名山人気は、8割以上を占める県外ナンバーと大型バスを仕立てた御一行様が物語っている。
思えば日本百名山が生まれる前からこの山に登っているが、不思議とこの山の魅力に惹かれ、40年近くも通い続けているのは何だろう。
百名山も良いが気に入った一つの山を長い年月を掛けて100回以上登って見るのも面白いと思う。
長く親しんだ物だけに漂う 風合いと言うか 愛着と言うか いとおしさの様なものが芽生えて来るからだ。
山頂付近に自生するアズマシャクナゲ(写真)は今が見頃で、真っ赤なつぼみと鮮やかなピンクの花びらは、まるで森の中に灯りが燈っている様で気持まで明るくしてくれる。
留まる所を知らない百名山人気は、8割以上を占める県外ナンバーと大型バスを仕立てた御一行様が物語っている。
思えば日本百名山が生まれる前からこの山に登っているが、不思議とこの山の魅力に惹かれ、40年近くも通い続けているのは何だろう。
百名山も良いが気に入った一つの山を長い年月を掛けて100回以上登って見るのも面白いと思う。
長く親しんだ物だけに漂う 風合いと言うか 愛着と言うか いとおしさの様なものが芽生えて来るからだ。
山頂付近に自生するアズマシャクナゲ(写真)は今が見頃で、真っ赤なつぼみと鮮やかなピンクの花びらは、まるで森の中に灯りが燈っている様で気持まで明るくしてくれる。
登山口10:30~瑞牆山12:35 2+05
瑞牆山13:10~登山口15:10 2+00
瑞牆山13:10~登山口15:10 2+00