自治会ハイキング下見

2017/06/22(木)

今年はクラブで企画し自治会の体育班が主催するハイキングが予定されていて、今日はその候補の一つ都留市の九鬼山(970m)を下見で歩いて来た。計画では富士急行線の田野倉駅をスタートして山頂に立ち、弥生峠経由で杉山新道を禾生駅にゴールする標準タイム3時間のコースで、下山後にリニアセンターを見学する。この計画で面白いのは山頂の真下を山梨リニア実験線のトンネルが貫通している事で、人類の陸上における移動手段として最先端で世界最速のリニアモーターカーが時速500kmで疾走する上を、人間の基本的な移動の手段である徒歩で山に登り何かを感じてもらう。運が良ければ山上から富士山をバックに走るリニアの車両が見えるかも。下見のポイントで重視するのは小学生の体力レベルでも安全に登降できるかで、特に下りに危険が伴なうので本番では下山コースになる禾生駅側を重点的に確認した。コースは山頂直下がやや急坂ではあるが特に危険個所は無く、山頂からは北西方面の眺望が開けて達成感も得られる。また九鬼山は平凡な里山と思いきや、秀麗富嶽十二景の十番で途中のビューポイント天狗岩からは雪形が残る富士山や三ッ峠(写真)を望むことができた。一つ問題は登る季節を選ぶ必要があり、標高が低いため夏は暑さが厳しく秋の10月頃が理想と思われる。
水路橋09:25~九鬼山10:40 1+15(愛宕神社コース)
九鬼山11:00~水路橋11:50 0+50(杉山新道コース)

笹山ダイレクトルート下見

2017/06/11(日)

中高年を中心とした登山ブームを受け、山梨県が山梨百名山を選定して今年で20年になる。この間に百名山がある地元自治体や山岳会などは、登り易いルートを新設したり登山道の整備を進めてくれた。その一つ芦川村の滝戸山(1221m)は以前に境川村から登ったが、今日は中道町の右左口(うばぐち)から滝戸川に沿って開かれた標高差700mの新ルートを登ってきた。当初はクラブの4月山行に計画していたが、仕事の都合で延び、5月は2週連続の曇天に泣いた。当然カタクリの群落も花は終わり跡形もないが、やまなしの森林百選に指定される新緑は美しい。同行はいつもハードな山を歩くY君で、お散歩コースに物足りない様子。ならばと下山後にもう一つの新ルート、奈良田湖から笹山(2733m)への標高差1900mのダイレクトルートを下見に行った。この夏に本番を控え、暗い内にスタートして日没間際の下山になるので、奈良田湖の長い吊り橋を渡り(写真)山の神の尾根取り付き点までピストンした。これより先は地図の標記も破線に変わりヘッドランプの明かりだけでは歩けない。体力勝負の厳しい山行になるが、若いもん(Y君40代)に負けじと頑張りたい。
右左口08:40~滝戸山10:40 2+00
滝戸山11:30~右左口12:50 1+20