キタダケソウ
2022/06/30(木)
広河原05:55~北 岳11:40 5+45(草すべり)
38/甲斐百山・水晶山
2022/06/19(日)
奥秩父連峰の金峰山と雲取山を結ぶ主脈縦走路の中で、雁坂峠と雁峠の区間だけが未踏で残っていた。今日は甲斐百山P60水晶山(2158m)健脚度☆☆☆困難度★★を登る。これで甲斐百山38座と同時に、奥秩父連峰の完全踏破を達成する。本では雁坂トンネル入り口の駐車場からスタートしているが、新地平に下山後に疲れた足で長い車道の登りは辛いので、道の駅みとみ駐車場を起点にした。予報は晴れだが、上空に寒気が入り県内全域に雷注意報が発令された。多少の雨は覚悟でスタートする。55分で香切沢橋を渡り沢沿いの登山道に入る。今の時期は沢の水量が多く、渡渉の飛び石で何度か靴を濡らす。井戸ノ沢を渡った直後に単独男性が下って来て挨拶を交わす。10:25誰も居ない雁坂峠に着く。給水とバナナ、地図を確認して15分休む。真南に目的の水晶山を捉え、いよいよ未踏区間に踏み出す。この先キツイ登りはない快適な稜線歩きが始まる。程なくして着いた水晶山は本日の最高点だが、周囲を木々に囲まれて展望がないので写真だけ撮って通過する。30分ほどで着いた古礼山は南西方面に視界が開け、風も通って気持ちが良いから昼飯だ。雷を警戒する意識か、吹く風が冷たく感じられ先を急ぐ。燕(つばくら)山も30分で着いた。ここも気持ちの良い山頂だ。僅かだが、日陰に残ったシャクナゲも完全踏破を祝福してくれた。さて最後に本日のハイライト、雁峠へ下る。何時も笠取山から見た、広い笹原に延びる縦走路が気になっていた。いつか歩いてみたいと思っていた笹原の道から、今日は笠取山(写真)を、右下に雁峠のベンチを見る。奥秩父らしい静寂の縦走路は、苔も花も豊かで満ち足りた山旅になった。下山口の新地平にあと少し、国道を走る車の音と同時に大粒の雨が落ちてきた。TX
道の駅07:15~古礼山11:40 4+25(雁坂峠経由)
古礼山12:15~道の駅15:40 3+25(雁峠経由)
古礼山12:15~道の駅15:40 3+25(雁峠経由)
御嶽古道
2022/06/12(日)
アウトドアショップが主催するトレッキングツアーの新聞広告で御嶽古道が目にとまった。ネット検索すると甲斐市が近年、倒木などで荒れ果てた古の道を整備して復活させたようだ。基点となる亀沢大橋は自宅から車で5分と近く、隣接する甲斐敷島「梅の里クラインガルテン」の駐車場が利用できる。大橋を渡り、左手の棚田方向に向えば、御嶽道入口、金櫻神社まで10kmの表示板とカウンター(まだ7人)が取付られた害獣除けゲートがある。金峰山を御神体とする金櫻神社は修験者にとって表参道(里宮)の入口との認識はあったが、その金櫻神社に至る御嶽道の存在は知らなかった。今日はこの御嶽古道のひとつ、上道を散策してみた。ゲートを入り緩やかな道をしばらく登ると、19年の台風19号によると思われる倒木が目立つ。倒木の中をチェーンソーで切り開かれた道は歩きやすく整備されている。ピンクテープも等間隔に付けられ道迷いの心配もない。ゲートから0+30常説寺分岐、0+50入口から2km地点を通過すると、ブナの新緑と堆積した腐葉土のフカフカ道になった。緩やかなアップダウン、1+15小さなピークで給水、森の中に風が吹き抜けて心地よく歩く。1+40獅子平分岐、時計は15時になる。今日はここで引き返す。トレーニングのコースとしては傾斜が緩く物足りないが、山岳信仰の往時を偲ぶ歴史と文化が感じられた。下山時にゲートを出た所から田植え直後の棚田(写真)を見渡す。 FT
甲斐梅の里13:10~獅子平分岐14:55 1+45
獅子平分岐15:00~甲斐梅の里16:35 1+35
獅子平分岐15:00~甲斐梅の里16:35 1+35
北岳に向けてトレーニング
2022/06/05(日)
3年越しになったキタダケソウを、今年も6月末から7月初旬に計画している。日帰り北岳では終バスが最大のハードルだが、今年は二俣までの大樺沢下部が通行禁止になった。近年の台風などの大雨で沢の地形変化が進み、仮設橋の設置が困難になったようだ。最短ルートの大樺沢が通行できなければ白根御池ルート以外に選択肢はなく、二俣までの間でCTは往復55分も超過する。終バスに間に合うか?ハードルは更に高くなった。二俣からは左俣を登るが、大樺沢の上部には大量の残雪が有るからアイゼンとピッケルは欠かせない。荷物も重くなり、色々な意味で条件はかなり厳しい。頼みの体力は大丈夫か心配は尽きない。今日は天気が下り坂なので近場でトレーニングとする。自宅から15分で深田公園の駐車場に着く。予報が悪かった為か、先行者は県外車両3台だけと少ない。直ぐにスタートして、何時ものペース配分を意識する。20分で林道横断、50分で女岩、95分で誰も居ない茅ヶ岳を休まず通過する。最低鞍部まで急な下りを慎重に下って石門を潜った。直ぐ近くの岩峰で休憩して振り返る。ここから見た茅ヶ岳(写真)が一番カッコ良いと思う。晴れていれば肩越しに富士山も見える。金ヶ岳南峰の手前でトレランの青年が下って来た。平日ならあり得るが、人気の山で、ここまで来て今日一人目とは。まあ静かなことは有り難い。北岳は一に天気、二に体力勝負になる。そんな事を考えながら頑張っていたら、呆気なく誰も居ない北峰に着いた。 TX
深田公園07:45~金ヶ岳10:15 2+30
金ヶ岳10:45~深田公園12:40 1+55
金ヶ岳10:45~深田公園12:40 1+55