一株だけのヤナギラン
2006/08/27(日)
8月19日、山小屋丸川荘のHPがヤナギランの開花を知らせてくれた。「たぶん大菩薩でただ一輪のヤナギラン」 とあり、一目会いたくて、時折小雨の降る中、泉水谷林道から牛首谷ルート(丸川峠への最短コース)で登山道に入る。初めて訪れた10数年前の丸川峠一帯は、大菩薩一を誇るヤナギランの大群生地だったのだが、 温暖化の影響で増えた「 鹿 」 が花芽を食い荒らしてしまい、その数が減り 、ついに写真のヤナギランが大菩薩で開花している最後の一株(山小屋の戸口に有るため、鹿の食害を免れた)になってしまった。自然の摂理の前では、人間には成す術が無いのだろうか・・・?丸川峠が再び、以前の様な見事なヤナギランの群生地になります様にと願う 。
谷出合11:55~丸川峠13:10 1+15
丸川峠15:00~谷出合15:45 0+45
丸川峠15:00~谷出合15:45 0+45
ホームベースの飛行場
2006/08/20(日)
韮崎市を空撮するためカメラマンを乗せ、うだる暑さの中を離陸する。順光で撮影するポジションは双葉側から、また市内全域を捉えるためには、ある程度の高度が必要になる。離陸してすぐ、中央道の双葉サービスエリア上空で強烈な上昇気流をヒットして、対地高度1000mまで5分弱で上昇してしまう。ここまで来れば、ベンチレーターから吹き出す天然クーラー(地上気温より6℃低い)がキャビンを快適な空間に変えてくれる。低速で15分ほどかけ旋回し、何枚か希望のアングルを捕らえた所で撮影を終了して、そのまま松本空港へ往復空の旅をプレゼントした。写真は、ついでに撮って貰ったホームベースの飛行場(対地1000mから)コンクリート舗装850mの双葉滑走路(中央)と、芝1000mの韮崎滑走路(釜無川を挟んで左上)。
双葉12:15~松本13:00 0+45
松本14:20~双葉15:10 0+50
松本14:20~双葉15:10 0+50
真夏の性能テスト
2006/08/15(火)
エンジンのオーバーホールと耐空検査が終了し、教官同乗の操縦技量チェックも先週済ませた。今日は機体の性能がどれ位向上したかチェックしてみよう。愛馬タイフーンの心臓は空冷4気筒ボクサー型の2400cc、空冷エンジンの弱点で夏場のオーバーヒートに注意を要す。今日も午前中から33℃を軽く超える暑さのなか、入念な地上試運転の後、一人で飛び立った。ピストンリングの当りが取れるまでパワーは80%に押さえるが茅ヶ岳(1704m)まで約8分、抜群の上昇率に頬は緩みっぱなし! 油温も問題なし!写真は、白州町上空1800mから見下ろす日向山(中央の白い砂礫)この後、2400m(外気温22℃)まで上昇して快適な雲上飛行を楽しんだ。
双葉~双葉 2+15
真夏の体力測定
2006/08/06(日)
長い梅雨が明けて、ようやく夏山シーズンの到来なのだが、両膝に疲れを感じ、毎日のスクワットを1週間休んでしまった。さらに、連日の猛暑で消耗した体力に不安を感じてしまうが、山男の不安は山で払拭するより他に道は無い。歩き慣れた茅ヶ岳の胸を貸して貰おう!真夏の低山は暑さで敬遠されるのか、深田公園の駐車場に車は少なく、静かな名山の女岩ルートの往復タイムで今の体力を測る事にした。無理はしないつもりだったが、山靴の紐を締めた途端に闘争心に火が付いた。写真は、誰も居ない山頂から、見えない金ヶ岳方面を望む。ガスっているから陽射しは優しく、汗だくの体に心地いい乾いた風が吹いていた。
深田口07:45~茅ヶ岳 09:25 1+40
茅ヶ岳 09:50~深田口10:55 1+05
茅ヶ岳 09:50~深田口10:55 1+05