「徹底的に好きなことに没頭したい」
登山とフライトの合間に仕事をする。
そんな暮らしが目標です。

甲府では７日連続の猛暑日になったが、峠ではススキの穂が開き秋を感じさせる涼しい風が吹いていた。
８月の最終日曜日に丸川峠で開催される『峠の風コンサート』にささやかな応援の品を届ける歩荷（ボッカ）に、昨年から娘と息子が加わり楽しい恒例行事になった。
さらに嬉しい事に、今年は息子が背負子を一度も下ろす事なく担ぎ上げてくれた事、登山道に現れたヘビに娘が気付く事なく通り過ぎてくれた事、それから何より山小屋丸川荘のオーナー只木さんとの楽しいおしゃべりに、みんなで時間も忘れて過ごした事。
空身になった帰り道ではヒカリ苔（写真）を探しながら、来年は違うコースを登ろうと娘からの提案もあり、ほんとうに只木さんの魅力的な人柄に触れた人は誰でもファンになってしまうと、改めて感じた。

甲府で最高気温３６．４℃を観測して８月も猛暑日で始まった。
今が夏山のトップシーズンなのだが、夜も寝苦しい毎日が続き、休日の早起きには相当な気合を必要とする。
今日はトレーニングも兼ねて大菩薩の健脚コース（所要時間６～７時間）を歩き、１年振りに丸川荘の只木さんを訪ねる予定だったが。。。
１０：４０丸川分岐の駐車場に余りにも遅い到着時間になってしまい、最短コース（距離約３ｋｍ・標高差約６００ｍ）に変更する。
結果、軽いトレーニングになってしまったが、小屋で四季の大菩薩を紹介するＤＶＤを見せて頂いたり、他の登山者たちと花や昆虫の話など、今まで知らなかった大菩薩の魅力や情報を得る貴重な時間を過ごす事が出来た。
写真は、丸川峠（１６８５ｍ）に静かに佇む「山小屋丸川荘」、進行方向が柳沢峠方面で小屋の入り口前を右に折れて大菩薩嶺に続く。