「徹底的に好きなことに没頭したい」
登山とフライトの合間に仕事をする。
そんな暮らしが目標です。

来週に計画したハイキングクラブの早朝トレーニングだったが、防災訓練と重なり急遽一週間前倒しに変更した。クラブの活動も回を重ねる毎にメンバーの機運が盛り上がり参加者１３名で身近にある達成感を掴みに太刀岡山を目指した。天気は晴れ午後は所により雷雨の予報、幸い残暑は落ち着き、時折さわやかな風も吹くが標高差４５０ｍの直登はきつい。それでも途中の休憩は１回、標準のコースタイム１＋３０を切る１＋２５で全員元気に頂上に立った。
南峰から北峰への気持ちの良い尾根を進む参加者１３名の隊列（写真）確かな歩きに自信を得た良いトレーニングになった。

初めて丸川荘を訪ねた小学３年坊主が時を経て社会人に。
毎年の恒例行事になった山小屋「丸川荘」の只木さんに野菜を届ける歩荷だが、完全に息子に主役の座を奪われた。
何時もは、距離は長くても緩やかな柳沢峠からのコースを歩くのだが今年は社会人一年生の息子に、只木さんの仕事の大変さを体験させるため標高差６００ｍの尾根コースを選んだ。
始めの緩やかな林道歩きは親父が担ぎ、尾根の取り付きからは息子と、２０分を目安に交代する作戦を立てた。
しかし、前日までの雨で森の中は蒸し暑く、滑る足元と急勾配に親父の番になると日が暮れるほどにペースダウン。
結局、中盤からは息子に任せ後を追うのが精一杯・・・。
山小屋では只木さんが変わらぬ笑顔で迎えてくれて就職祝いに素晴らしいプレゼントを頂き「仕事がんばって」と声を掛けてくれた。
息子には人生の大先輩の言葉が重く響いたことだろう。