快晴の南アルプス展望台
2017/09/21(木)
小太郎山往復の標準コースタイムは11+20、
始発から終バスまでの有効タイムは10+40、頑張らなければ日帰りは出来ない。北岳山頂から真北に派生する小太郎尾根の最高点2725m小太郎山は、北岳に10回以上登った中でも全く眼中になかった。それほど地味な存在だが、最近は山の楽しみ方が変わってきて、好きな山が一番カッコ良く見える山を意識して登るようになった。南アルプス北部には日本を代表する個性的な名山が連なり、そのスケールの壮大さは国内屈指と言える。昨年の秋にアサヨ峰から見た北岳の姿に感動して、北岳をさらに近くで望む(写真)小太郎山を目指した。3時起床、コンビニで食料を調達して芦安駐車場に4時着、バスは平日ダイヤなので乗合タクシーで首尾よく5時10分発、夜叉神ゲートで開門10分待ち、5時55分広河原着、順調なスタートだ。通い慣れた大樺沢二俣から右俣コースで小太郎分岐へ、ここからは初めて歩く道で地図の表記も点線に変わる。見た目ではやさしい尾根に思えたが、実際は中々の難易度で往復に3時間を費やしてしまう。それにしても終日さわやかな空気と快晴に恵まれ、北岳の山懐に抱かれる気分は何と幸せな事か。終バスの時間など忘れて御池小屋に泊まる誘惑に駆られたが、終バス10分前に現実の日常につながる広河原に下りてきた。
始発から終バスまでの有効タイムは10+40、頑張らなければ日帰りは出来ない。北岳山頂から真北に派生する小太郎尾根の最高点2725m小太郎山は、北岳に10回以上登った中でも全く眼中になかった。それほど地味な存在だが、最近は山の楽しみ方が変わってきて、好きな山が一番カッコ良く見える山を意識して登るようになった。南アルプス北部には日本を代表する個性的な名山が連なり、そのスケールの壮大さは国内屈指と言える。昨年の秋にアサヨ峰から見た北岳の姿に感動して、北岳をさらに近くで望む(写真)小太郎山を目指した。3時起床、コンビニで食料を調達して芦安駐車場に4時着、バスは平日ダイヤなので乗合タクシーで首尾よく5時10分発、夜叉神ゲートで開門10分待ち、5時55分広河原着、順調なスタートだ。通い慣れた大樺沢二俣から右俣コースで小太郎分岐へ、ここからは初めて歩く道で地図の表記も点線に変わる。見た目ではやさしい尾根に思えたが、実際は中々の難易度で往復に3時間を費やしてしまう。それにしても終日さわやかな空気と快晴に恵まれ、北岳の山懐に抱かれる気分は何と幸せな事か。終バスの時間など忘れて御池小屋に泊まる誘惑に駆られたが、終バス10分前に現実の日常につながる広河原に下りてきた。
広河原05:55二俣08:15分岐10:30小太郎山11:55 6+00
小太郎山12:15分岐13:45二俣14:45広河原16:30 4+15
小太郎山12:15分岐13:45二俣14:45広河原16:30 4+15
第27回ふるさとの山に登ろう
2017/09/10(日)
クラブで7月23日に計画した編笠山だったが、天気の崩れが早まり午前5時に集合場所で中止の発表をした。8月も天候不順が続き、登れない苛立ちの中で時間だけが過ぎてしまった。本来なら9月山行は甲斐駒ヶ岳の予定で、編笠山はその為の練習とメンバーの選抜を兼ねていた。今日の天気は快晴とは行かないが、今までの曇天つづきに比べれば上々のコンディションで、秋の風が心地いい。山頂までの標高差は約1000m、序盤は緩やかな樹林帯の左ルートを行き、雲海展望台で右ルートと合流、押手川の分岐からは岩も表れ傾斜も急になり練習には最適のコースと言える。苦しい登りも天気が味方してくれるとありがたい。次第に空の面積が大きくなり、絶景が広がる大らかな編笠山の山頂に着いた。楽しいランチタイムを過ごした後は、このコース一番の難所になる巨岩が堆積するゴーロ帯を青年小屋に向け慎重に下る(写真)。小屋から5分の水場(乙女の水)で喉を潤し巻道を帰る。今日も元気な仲間たち総勢12名の中高年登山隊が、ガラガラになった観音平駐車場に着いたのは17時を過ぎていた。
観音平07:55~編笠山11:50 3+55
編笠山12:45~観音平17:15 4+30
編笠山12:45~観音平17:15 4+30