白山トレーニング75(2)

2024/09/29(日)

暑かった昨年にも増して今年は一段と厳しい猛暑日が続き、熱中症警戒アラートの発令が日常だった。この暑さに3年目に入った週一の白山トレーニングは8週間も間が空いてしまった。脚力の衰えが心配になる9月最後の日曜日は朝から霧雨で、暑さも収まったので緑ヶ丘に向かう。まだ車が少ない駐車場をアミノバイタルゴールドを飲み、折り畳み傘を持ってスタートする。湯村山13分13秒、スズメ蜂の注意看板がある。法泉寺山27分、木の葉から雨が落ちるが傘を出す程ではない。コル32分、ここまで前回と同タイム。第2東屋43分、八王子山50分、前回より3分早い。直後の急な下りは雨で砂が浮いて滑る。登り返しはきつくて走れない。代わりに下りは懸命に走ってタイムを削る。ベストには10分以上も遅いが前回より2分早くゴールできた。帰りに確認した第2東屋の温度計は18℃で、前回8月4日より7℃も低かった。この気温差がタイム差だったと思う。SM
緑ヶ丘06:50~白 山07:46 0+56(18℃ 56.50.64)  
白 山08:00~緑ヶ丘08:48 0+48

読図トレーニング Ⅱ

2024/09/23(月)

馬返に1台デポ、昼前から晴れの予報を信じて狩休からカッパを着て登山道に入った。この山域に精通している山の会リーダーKさんの案内で小富士を目指して旧道を行く。雨は小雨で問題なく、総勢13名の隊列が快調に進む。やがて森がシラビソの原生林に変わり雨に濡れてしっとりと美しい。道中には丁目石や神社跡など点在し冨士講の時代を偲ばせる。ほどなく五合目からの道に合流してトラバース道を15分ほどで森を抜け、砂礫が堆積する小富士(写真)に着いた。晴れていれば絶景が展開するピークも今日はホワイトアウト寸前で何も見えない。皮肉だが視界がない方が読図トレーニングには好条件と言える。高度計を1979mに合わせ、コンパスに1696m点をセットする。砂礫のザレ尾根を70m下って1905m三角点を通過する。樹林帯に入り簡単に昼食を済ませ後半戦に向かう。グランドキャニオンの核心部で直角に左折、沢を渡り隣の尾根に登って馬返に下り立った。天気は生憎だったが読図には良い練習になった。TX
狩休08:40~1696m点11:40 3+00(小富士経由)
1696m点12:00~馬返13:35 1+35(グランドキャニオン)

読図トレーニング

2024/09/08(日)

山の会リーダーOさんが企画した富士山の側火山、犬涼み山(1205m)で読図を学んだ。聖徳寺近くに駐車してゴルフ場の柵を背に総勢11名が藪の中に分け入る。地図にもない道なき道をコンパス頼りの山行は、読図を学ぶため入会した身には有り難い実践となる。特に難解だった現在位置の把握は、起伏の少ない変化に乏しい地形ゆえ目標物がなく、時折GPSの助けを借りる。何度も悩みメンバーの意見も混乱しながら2時間を費やし山頂三角点に着いた。40分休憩のあと南西に水平距離500m、等高線3本(60m)を下った平地にある犬涼み山風穴を探しに行くことになる。コンパスに方位をセットし高度計も補正して出発する。美しく管理された檜の森(写真)を進む。ナビゲーションを託され万全を期した。それが往復50分の徒労に終わるとは残念でならない。だが失敗から得た学びもあった。昭文社の5万地図を200%に拡大して2万5千地形図に重ねれば最強の地図になる。TX
聖徳寺脇08:55~犬涼み山11:00 2+05
犬涼み山12:30~聖徳寺脇14:00 1+30