記憶は忘却の彼方へ
2007/10/21(日)
八ヶ岳はすべてのピークとそれに至るすべてのコースを歩き尽くしたが、桜平から夏沢峠など、幾つかどうしても思い出せないコースがある。
どうやら35年の歳月がそれらの記憶を忘却の彼方に葬り去ってしまった様だ。
今にして見れば当時は貪欲に歩き、がむしゃらに登る事に夢中で記録や写真を残さなかった事が悔やまれるが、今の様にパソコンもデジカメも無い時代だから、それも仕方ないだろう。
そんな遠い昔の記憶の糸を手繰りながら、北八ッ~南八ッにつながる稜線を歩いてみた。
写真は、根石岳(2603m)からの北方向で、東天狗岳(2640m)右と西天狗岳(2646m)の鞍部越しに蓼科山と、遠く新雪に輝く北アルプスを望む。
あの日、まだ夜明け前だったのか?テント等の重荷に足元だけ見ていたのか?
確実に歩いたこの縦走路なのだが、悲しいことに今日は何も思い出せなかった。
どうやら35年の歳月がそれらの記憶を忘却の彼方に葬り去ってしまった様だ。
今にして見れば当時は貪欲に歩き、がむしゃらに登る事に夢中で記録や写真を残さなかった事が悔やまれるが、今の様にパソコンもデジカメも無い時代だから、それも仕方ないだろう。
そんな遠い昔の記憶の糸を手繰りながら、北八ッ~南八ッにつながる稜線を歩いてみた。
写真は、根石岳(2603m)からの北方向で、東天狗岳(2640m)右と西天狗岳(2646m)の鞍部越しに蓼科山と、遠く新雪に輝く北アルプスを望む。
あの日、まだ夜明け前だったのか?テント等の重荷に足元だけ見ていたのか?
確実に歩いたこの縦走路なのだが、悲しいことに今日は何も思い出せなかった。
桜 平09:30~根石岳13:05 3+35(峰の松目経由)
根石岳13:30~桜 平16:00 2+30(オーレン小屋で昼食1+00)
根石岳13:30~桜 平16:00 2+30(オーレン小屋で昼食1+00)
かけがえのない自然
2007/10/14(日)
約三千万本のアヤメが自生し東洋一の規模を誇ってきた櫛形山のアヤメが絶滅の危機に瀕している。
シカの食害が原因のひとつで、気象条件や土壌の変化などの、さまざまな要因も絡んでいるらしい。
アヤメの最盛期は7月中旬で、梅雨の晴れ間に残雪の白根三山をバックに紫の花が一斉に開花した様は実に見事で、悠久の時を刻んできた自然の営みに感動した思い出がある。
その美しい風景が消えていく現実を自分の目で確かめるため10年振りに櫛形山に出掛けた。
現場を見て 「植生が変化してしまったな」 が第一印象で、シカの鳴き声や動物が土壌を掘り返した痕跡も多く目にした。
自然の摂理なら仕方がないが、そこに人間が介在している事は否めない!
アヤメ平に掲げられた看板(写真)がその事を問い掛けていた。
シカの食害が原因のひとつで、気象条件や土壌の変化などの、さまざまな要因も絡んでいるらしい。
アヤメの最盛期は7月中旬で、梅雨の晴れ間に残雪の白根三山をバックに紫の花が一斉に開花した様は実に見事で、悠久の時を刻んできた自然の営みに感動した思い出がある。
その美しい風景が消えていく現実を自分の目で確かめるため10年振りに櫛形山に出掛けた。
現場を見て 「植生が変化してしまったな」 が第一印象で、シカの鳴き声や動物が土壌を掘り返した痕跡も多く目にした。
自然の摂理なら仕方がないが、そこに人間が介在している事は否めない!
アヤメ平に掲げられた看板(写真)がその事を問い掛けていた。
池ノ茶屋10:20~アヤメ平12:10 1+50
アヤメ平13:30~池ノ茶屋15:10 1+40
アヤメ平13:30~池ノ茶屋15:10 1+40
さすが百名山の名峰
2007/10/07(日)
八ヶ岳連峰の最北端に位置する蓼科山(2530m)は何故か登り残してしまった山のひとつだった。
だが盆休みに登った北横岳から見たその姿は堂々と大きく北八ヶ岳とは一線を画する雰囲気を漂わせ、登らねばとの思いを強くした。
今日は3連休の中日で天気も良さそうだから混雑を避けて4時半に出発、白樺湖経由で6時半に七合目登山口に到着、広い駐車場に3台目の駐車になる。
初秋の爽やかな冷気に汗も無く、苦も無く2時間後に山頂に着くと快晴の天気と360度の大パノラマが迎えてくれた。
山頂で2時間以上も過ごす事は珍しい、眺望を楽しみながらゆっくりと朝・昼食を摂り、山頂ヒュッテの内部も見学させて頂いた。
写真は、岩のゴロゴロした山頂から北アルプス方面を望む、高い秋の空にほうきで掃いた様なカギ状巻雲が美しい。
下山は大変なラッシュの擦れ違いになった。さすが百名山の名峰 すごい人気!
だが盆休みに登った北横岳から見たその姿は堂々と大きく北八ヶ岳とは一線を画する雰囲気を漂わせ、登らねばとの思いを強くした。
今日は3連休の中日で天気も良さそうだから混雑を避けて4時半に出発、白樺湖経由で6時半に七合目登山口に到着、広い駐車場に3台目の駐車になる。
初秋の爽やかな冷気に汗も無く、苦も無く2時間後に山頂に着くと快晴の天気と360度の大パノラマが迎えてくれた。
山頂で2時間以上も過ごす事は珍しい、眺望を楽しみながらゆっくりと朝・昼食を摂り、山頂ヒュッテの内部も見学させて頂いた。
写真は、岩のゴロゴロした山頂から北アルプス方面を望む、高い秋の空にほうきで掃いた様なカギ状巻雲が美しい。
下山は大変なラッシュの擦れ違いになった。さすが百名山の名峰 すごい人気!
七合目06:40~蓼科山08:40 2+00
蓼科山11:00~七合目12:50 1+50
蓼科山11:00~七合目12:50 1+50