「徹底的に好きなことに没頭したい」
登山とフライトの合間に仕事をする。
そんな暮らしが目標です。

今日はクラブのＹ君と今年のメイン山行に計画していた奈良田から直登する笹山ダイレクトルートに挑戦する予定だったが天気がすっきりしない。
気象庁のＨＰによると南アルプスは甲斐駒から聖まで全域が曇りの予報、標高差１９００ｍの厳しい鉄砲登りを頑張っても山頂からの眺望が無ければ達成感も半減、いや得られない。県内では唯一大菩薩エリアが曇りのち晴れの予報なので、笠取山から唐松尾山に変更した。登山口の作場平橋へは前回の記憶より距離があり、自宅から２時間を経過した６時５０分に到着する。直ぐに出発する。二人とも笹山モードで準備していたのでペースが早い。過剰とも言えるほど良く整備された道を笠取山まで２時間弱で登ってしまう。問題はこれから先で極端に路面が悪くなり露出した木の根が雨に濡れてすべり、倒木が何ヶ所も道を塞いでいる。何より道が細い。東京に勤務していた若い頃に奥多摩から２泊３日で縦走した記憶が薄れるように、この縦走路も歩く人が減って薄れて行くようで寂しい。青空は無かったが山頂から将監峠方面へ少し下った２０００ｍ付近（写真）で道に倒れ掛かったもみじの紅葉が美しい。