「徹底的に好きなことに没頭したい」
登山とフライトの合間に仕事をする。
そんな暮らしが目標です。

お彼岸に登った笊ヶ岳で燃え尽きたか、天気と仕事を言い訳に、欠かさず続けてきたトレーニングを３週間もサボってしまった。今朝はラジオ体操の公園から麓まで真っ白に雪化粧した八ヶ岳を見て愕然とした。昨日の冷たい雨が高地では雪になり、一日で冬山の装いに変えてしまった。長年のライフワーク年２回の八ヶ岳が、今年は１回だけだ。コロナに因るところが大きいが、年間２０回の山行目標も達成が危ぶまれる。そう言えば茅ヶ岳も今年は登っていない。第三日曜日の早朝は地域の清掃があり、午後からは仕事があるので午前中に足慣らしに登ることにした。天気は曇りベースだが、予報では昼前後に晴れ間があるようだから、条件が良ければ、ニセ八ヶ岳から望む雪を頂いた八ヶ岳を捉える事が出来るだろう。駐車場に着くとすでに満車で、バスも停まっている。天気はイマイチでも相変わらずの人気に圧倒される。歩き出して直ぐ１０人ほどの２グループを追い越す。林道１４分、快調だ。ここで針路を防火帯に取るべきだった。またも先行する１０人以上の中高年グループが、最後尾の男性にコンニチワと声掛けするも、耳が遠いらしく気付いてくれない。仕方なくゆっくり歩いて道が広くなるまで我慢する。女岩４５分、先客２名。遅れを取り戻すため休まず通過する。５０人ほどで賑わう山頂は、半数近くが若者グループで微笑ましい。八ヶ岳は雲で残念だったが、平年より９日、昨年より４日早く初冠雪した甲斐駒ヶ岳（写真）が美しい姿を見せてくれた。