落葉樹の縦走路

2014/11/23(日)

先週の百蔵山(1003m)から東に2時間ほどに扇山(1138m)が並び、さらに北に2時間ほどに位置する権現山(1312m)とで北都留三山と称す。
今週はその2座目になる扇山を目指す。JR中央線を利用して猿橋駅や鳥沢駅から歩くハイカーを脇目に、駐車場を探してゴルフ場の近く登山道が始まる梨の木平まで登ってしまった。
見事な大木の杉林の登山道はよく整備され、30分ほどで水場が有る。水量こそ少ないが夏の暑い季節には喉を潤す絶好の休憩ポイントだろう。
さらに40分ほどのジグザグ登りで大久保山との鞍部に上がり、最後のほんの僅かの登りで広い草原のような山頂に着いた。
暑い位だった先週より風が冷たかった分、空は青くコンロで温かいランチを調理してのんびりと過ごす。
大久保のコルにて扇山を背に百蔵山方面(写真)に落葉樹の縦走路が延びる。
若葉が芽吹く初夏の季節に縦走してみたい。
梨の木平11:05~扇山12:30 1+25
扇山13:40~梨の木平14:30 0+50

新酒まつりと山あるき

2014/11/16(日)

先週の雨の日曜日と打って変わって、冬型も緩み穏やかな晴天で降雨の心配は無い。
山歩きには絶好の日和だが、第3日曜日は地域の清掃作業が有り今月からは、冬時間の8時となり遅いスタートを余儀なくされる。
毎年この時期に笹子の老舗蔵元で開催される新酒まつりは今日が最終日なので、ガイドブックで周辺でまだ登っていない簡単な山を探し中央道を飛ばす。
選んだのは北都留三山のひとつ百蔵山(1003m)、猿橋駅から葛野川を渡り、市営グランドを過ぎた所で道を間違えタイムロス。11時を過ぎて登山口に着く。
ガイドブックでは急坂を登り、緩い下りの反時計廻りを推奨しているが、新酒まつりの閉店時間16:00が気になり最速で頂上に着く時計回りで周回した。
東西に長い山頂の西側は緩やかな坂で、苦も無くを上がると明るく大らかな頂上(写真)があった。
下山した東側は西側とは対照的に固定ロープが張られた急降下で、路面も滑りやすく緊張を強いられた。
浄水場11:35~百蔵山13:05 1+30
百蔵山14:05~浄水場15:05 1+00

第8回ふるさとの山に登ろう

2014/11/03(月)

「ふるさとの山に登ろう」第8回は山梨の代表的観光スポット昇仙峡渓谷の最高峰1058mの羅漢寺山に旧敷島町の獅子平から登った。
天気はこの時期らしい快晴だが、北海道で急速に発達した低気圧に、等圧線が込み合う典型的な冬型で、明け方から北西風が強く、吹きさらしの狭い山頂では突風による転倒、滑落に注意を要す。
だが今回の参加者7人は、全員が山歴10年以上の強者でリダーのW部長のペースも速い。
その分、途中の白山展望台や白砂山に寄り道して富士山、南アルプス、奥秩父連山など、快晴のパノラマを存分に楽しんだ。
心配した強風は治まり、白山展望台から北方の眺望(写真)右に第6回で登った太刀岡山、左に第1回の茅ヶ岳を望む。
ふるさとの豊かな自然に感動。 登山口まで車で20分の恵まれた環境に感謝。
獅子平07:25~羅漢寺山10:10 2+45
羅漢寺山11:15~獅子平12:45 1+30