トレーニングでの反省点
2021/11/21(日)
毎月第3日曜日は地域の清掃日で、今月から冬時間の8時に変わった。今日は午後から用事があり午前中の貴重な時間を有効に使いたいから、作業を終えて直ぐに出発する。自宅から車で15分の茅ヶ岳登山口(深田久弥記念公園)駐車場は、すでに県外車両で満車だ。何とか入口の脇に車を停めて、ザックを背負い直ぐにスタートする。寒さはなくハイペースで飛ばすと暑いくらいだ。たまらず上着と手袋を脱ぐ。20分で林道横断、50分で女岩、80分で稜線、ここまで先行4グループ8人を抜いて来たが、イマイチ調子が出ない。先週は色々とあって睡眠不足が続いていたからだ。目標タイム90分は諦め、深田久弥の墓標に手を合わせ、のんびりと登る。この先、以前から気になっていた2ケ所、尾根の東側に迂回する新道が開かれているが、樹木を痛め付けた道の意味が分からない。旧道を登ってみたが何も問題ない。山頂は何時ものように賑わっている。残念なのは朝は濃かった青空が白みを増し、富士山は霞んでしまった。僅かな休憩の間に山頂がさらに密になり、早々に下山する。乱暴に背負った覚えはないが、千本桜の分岐を右に見送った直後にザックの左ストラップが切れた。今日は補修用具を持っていない。だらしない無様な恰好だが、右肩だけの片掛けで走り下った。ザックが軽かったから事なきを得たが、道具も点検とメンテナンスが必要と反省した。 TX
深田公園09:05~茅 ヶ 岳10:45 1+40(女岩コース)
茅 ヶ 岳11:00~深田公園12:00 1+00(防火帯コース)
茅 ヶ 岳11:00~深田公園12:00 1+00(防火帯コース)
第39回ふるさとの山に登ろう
2021/11/14(日)
昨年からコロナで休止が続いたクラブ山行が、県内感染者17日連続なしで一年ぶりに再開した。通算39回目のハイキングは、ふるさとの山として本当に身近な帯那山(1422m)を選んだ。今回も体力差(年齢差)を考慮してAグループは上帯那の脚気石神社から、Bグループは山梨市の戸市から山頂を目指す。山頂で合流して、車のカギを交換するクロス登山を計画した。それが前日になって2名のキャンセルが出て総勢8名となってしまう。Aグループで神社脇の古いコンクリート舗装の林道からスタートする。この道は帯那山開拓時代の古い作業道と思われる。今では石や土砂が堆積した荒れた道に倒木やヤブも多く、余り歩かれていない印象を受ける。今では山頂直下まで車で上がれるこの山に、歩いて登る人は少ないようだ。ガイドブックの解説を読みながらの登りに、OさんがスマホのGPSアプリを使いサポートしてくれる。やがて標高が1000mを過ぎた辺りから山道らしくなり、秋晴れの青空と葉を落とした木々の間に雪化粧の南アルプスが覗きテンションも高まる。東西に長い山頂の西側から山頂に立つ。以前は野芝が広がるサッカー場ほどの広大なスペースが、背丈を超すススキの原に変わっていて驚く。有り難いのは風がない小春日和と周囲の展望だ。食後はKさんのオカリナでクラブのテーマソング合唱など、楽しい時間を過ごす。上帯那コースを行き成り下山は難ありと判断し、クロス登山は諦めAB共にピストンで下山した。 TX
脚気石神社07:55~帯那山10:05 2+10
奥帯那山12:00~脚気石神社14:05 2+05
奥帯那山12:00~脚気石神社14:05 2+05
鳳凰三山と感動の再会
2021/11/03(水)
山梨では「文化の日」は晴れの特異日で、今日も終日穏やかな秋晴れが約束された。まさに最高の登山日和を迎えたが、丸一日を呑気に山歩きに費やせるほど現実は甘くない。休日を利用しての用事は山ほどある。だから近場で、半日で登れそうな山をガイドブック「甲斐百山」から探す。選んだのは甘利山から御所山(1892m)往復10.5km、歩行時間230分の健脚度☆☆コース。週一のトレーニングで鍛えている今の状態で7掛の160分、楽々12時に下山は誤算だった。千頭星山分岐まで70分、奥甘利の手前で紅葉に見惚れた時間を差し引けば快調なペースで登って来た。さて、ここから初めて歩く道になる。地形図を良く見てコンパスに方位をセットする。単純に北へ一直線に延びる尾根だが、この基本を怠ったがために過去に痛い失敗の経験がある。最後に時計をみて山頂の到着時刻を記憶する。道は尾根の東側を一段下がって巻き気味に下り、小さなアップダウンを経て、予定を10分も超過したコースタイム通りの45分で山頂に着いた。本には展望は期待できないとあったが、落葉した白樺林の樹間に鳳凰三山がその全貌を現し驚く。1ヶ月前の10月3日に日帰りで縦走した三山が、約5kmの至近距離に連なる。稜線までの高度差も1000mと近く、盆地から見ている姿とは明らかに迫力が違う。登山口の青木鉱泉の大まかな位置とドンドコ沢ルート、賽の河原もオベリスクも、薬師から下った中道ルートも時間を忘れて目で追ってしまう。甲斐百山のコースタイムは少々ハード?午後の予定が押してしまったが、御所山の6畳間ほどの小さな山頂(写真)は貸切りで、鳳凰三山と感動の再会があった。 TX
甘利山08:55~御所山10:45 1+50
御所山11:20~甘利山13:00 1+40
御所山11:20~甘利山13:00 1+40