11月の例会山行 Ⅱ
2024/11/24(日)
山の会では頻繁に例会山行が企画され100名近い会員は各自で希望する山行を選択し参加する。そんな中、今日からは多くのメンバーが海外トレッキングでネパールに出発した。何とも羨ましい限りだが、留守番部隊は15名が参加して南アルプスフロントトレイルの源氏山と大峠山を歩いた。良く晴れ放射冷却で今季一番の冷え込み、林道の水溜まりは薄氷が張っている。スタートして直ぐ雪化粧の悪沢岳と赤石岳が現れ歓声が上がる。少々キツイ急登を越えて、十字路(左は大峠山、右は足馴峠)のコルに着く。小休止して直進方向を源氏山に向かう。急坂を下りた先に以前は有った林業小屋の廃屋は綺麗に片付けられていた。再び急登を頑張り、着いた山頂は原始の森に囲まれ山城が有ったと伝わる痕跡はない。源氏山を後に十字路まで戻る登り返し(写真)も冷気の中で汗は出ない。本日二つ目のピーク一等三角点の大峠山からは駿河湾に伊豆半島まで見える大展望を楽しむことができた。TX
池の茶屋峠08:00~大峠山11:25 3+25(源氏山ピストン)
大峠山12:30~池の茶屋峠14:15 1+45(足馴峠方面散策)
大峠山12:30~池の茶屋峠14:15 1+45(足馴峠方面散策)
R6読図トレーニング
2024/11/10(日)
山の会で恒例の読図トレーニングが杣口3号橋を起点に大烏山から小烏山への周回コースで開催された。風邪で欠席の講師Uさんに代わり、Oさんがリーダーを務め総勢8名が地図読みを学んだ。コンパスをセットして急傾斜の尾根を頑張る。天気は霧雨で予報より崩れが早いようだ。最悪の場合は大烏山で折り返しを想定する。かつては熟達者向けのバリエーションルートだったが、落葉で部分的に不明瞭な所が有る程度。ヒナ岩の手前で若い男女二人組に抜かれる。出会ったのは終日この二人だけだった。大烏山までは順調に経過したが、この先は不明瞭で読図の真価が問われる。案の定、先行していた男女はロストして追い付いてしまう。霧雨は収まりP1782を下り馬止根場に向かう優しい道の自然林(写真)に癒される。小烏山に向け尾根を右折して最大の難所100mの急降下も無事に通過できた。帰路は緊張の連続だったが未踏の小烏山も踏め、達成感のある読図トレーニングを終えた。TX
杣口3号橋07:55~馬止根場11:45 3+50(10:20大烏山)
馬止根場12:15~杣口3号橋16:10 3+55(14:30小烏山)
馬止根場12:15~杣口3号橋16:10 3+55(14:30小烏山)
11月の例会山行
2024/11/04(月)
大月市在住のリーダーKさんが牛ノ寝通りの鶴寝山~奈良倉山を企画してくれた。鶴峠に1台デポして道の駅こすげから総勢11名が快晴の青空の下スタートする。ワサビ田を見ながら林道終点を経て、沢沿いの急登を頑張り主稜線を目指す。約2時間で山沢入りのヌタに着く。ここでは栃の木の老木が迎えてくれ、その圧倒的な姿に歓声が上がる。ここから鶴寝山までは僅かな区間なのにキノコが豊作で大幅に時間を費やす。昼食後は二つ目のピーク奈良倉山に向け松姫峠に下る。ここは武田家滅亡の際に松姫一行が逃避に通ったと伝わる。なおも緩やかな稜線歩きが続く。唯一残念なのが紅葉が遅れていること。新緑かと錯覚するような鮮やかなカエデの森(写真)を進む。奈良倉山の山頂は林に囲まれた平地で展望はないが、西側に少し下った所から秀麗富嶽十二景の富士山を見ることができた。「牛ノ寝通り」この何とも長閑な響きの稜線を何時かは大菩薩から繋げて歩いてみたいと思った。TX
道の駅08:30~鶴寝山11:50 3+20
鶴寝山12:30~鶴 峠15:00 2+30(奈良倉山経由)
鶴寝山12:30~鶴 峠15:00 2+30(奈良倉山経由)