雪山へ足慣らし

2007/12/16(日)

八ヶ岳南麓は未明からの降雪により清里で5cm、大泉の横断道で約10cmの積雪となった。
冬季は閉鎖される天女山入口のゲート前には除雪車が待機しているので邪魔にならない様に少し離れて、車の中で雪が止むのを待つ。
1時間近くして空が明るくなったので身支度を始める。
オーバーズボンにスパッツ、アイゼンとピッケルは標準装備、念のためビバーク(不時の露営)に備えツエルト(簡易テント)も持参する。
天女山から権現岳へのルートは八ヶ岳の中ではマイナーで、特に冬場には入山者が少なく、今日も先行するトレースは単独行の一人だけ。
前三ツまで行きたいが、スタートが遅いので12時まで登って下山の計画とした。
写真は、天女山で新雪にピッケルを刺して積雪を測ってみる。
久々の雪道は思いのほか時間が掛かり、寒さでカメラもダウンした1800m付近で下山を決めた。
天女山ゲート09:30~1800m付近11:30 2+00
1800m付近11:30~天女山ゲート12:55 1+25(天の河原で昼食)

お気に入りの山

2007/12/02(日)

中央線沿線の山で一番の人気を誇る乾徳山(けんとくさん2031m)の魅力は、山腹に広がる牧歌的風景と上部のスリリングな岩場との対比に有ると思う。
また山頂のみならずコース上からの眺望も素晴らしい事から春から秋にかけて、休日のクサリ場では順番待ちの大渋滞も起こる。
もう30年以上も経過して記憶は曖昧だが、里では桜が満開の時期に勤めていた会社の山岳部の仲間と、時ならぬ大雪に見舞われ国師原で撤退したのが最初だったと思う。
あれから四季を通じて何度登った事か、すっかりお気に入りの山になってしまった乾徳山を今年は混雑をさけて霜枯れの初冬に訪ねてみた。
写真は、乾徳山頂から黒金山方面の展望で中央奥に甲武信岳が見える。
徳  和08:35~乾徳山11:35 3+00
乾徳山12:35~徳  和14:30 1+55