瑞牆山裏ルート

2014/09/23(火)

ハイキングクラブの中心的な存在で尊敬する大先輩Iさんにとって、50年振りの瑞牆山に来月5日、40代から70代の男女15名で登る事になった。
時は紅葉のベストシーズン、普段でも人気の百名山だから相当の混雑が予想され、中高年の大グループでは他の登山者に迷惑を掛ける恐れがある。
登りはスタート時間を早める事で回避できるが、下りが問題で圧倒的大多数がお昼前後に頂上を目指すので、急峻な頂上直下のすれ違いで転倒でもしたら大変な事になる。
そんな混雑による危険回避のため裏ルート(不動沢ルート)の下見に出掛けた。
表ルート(富士見平ルート)は100回以上歩いているが、不動沢ルートは今回が4回目で2009・9・13以来になる。
表ルートと対照的に登山者が少ないのが魅力で、昔のように荒れて危険な箇所は無かった。
ただし何度か沢を渡る場所でルートファインディングを要すので初心者の単独は控えてほしい。
青い空に秋の雲が流れる山頂(写真)、若い登山者が増えたことが喜ばしい。
不動沢07:55~瑞牆山10:00 2+05
瑞牆山10:50~不動沢12:30 1+40

第7回ふるさとの山に登ろう

2014/09/21(日)

絶望的だった週間予報が土壇場の大逆転で、秋らしい柔らかな日差しが降り注ぐ絶好のハイキング日和になり、今年3回目で通算7回目になる「ふるさとの山に登ろう」に13名が参加して初秋の蛾ヶ岳を歩いてきた。
先月の太刀岡山と同様で、気軽に半日ハイクが楽しめるのが山梨に住む山好きの特権であり、都会の山好きの人達がうらやむ所でもある。
青空に秋の雲が高い山頂からは南に富士山、北には八ヶ岳から奥秩父の連山、西に南アルプスと遠く北アルプスまで見渡し、甲府との標高差1000mと、ふるさとを俯瞰する程よい高さで、地図を広げた様に眼下に広がる甲府盆地の景色に時を忘れて見惚れてしまった(写真)。
四尾連湖08:40~蛾ヶ岳10:20 1+40
蛾ヶ岳11:05~四尾連湖12:25 1+20

祈願成就の報告とお礼

2014/09/14(日)

「まるで人格まで否定されている様だ」昨秋、二人で登った赤岳の下山道で重い口を開いて出てきた言葉に想像以上に厳しい就活にあえぐ日々を過ごしている息子の苦悩を知った。
受験する会社の情報を調べるために費やすエネルギーは膨大で、何十社も最終選考で振り落とされてきたから精神的苦痛は計り知れない。
やりたい仕事のため猛烈に頑張ってきた勉強、「成績だけじゃダメだ」「現実を思い知らされた」とも、ギリギリ待って12月には諦めると言っていた息子に、親として掛ける言葉がなかった。
だが、この赤岳下山直後に名古屋の会社から念願の吉報が届いた。
親子で登り続けて来た八ヶ岳の神様が、その願いを聞き入れて下さったのだ。
今日は、息子にY君も同行して八ヶ岳の最高峰、赤岳南峰(2899m)に奉られている赤嶽神社に祈願成就の報告とお礼で登った。本当に有難う御座いました。
今日の山頂(写真)南峰から北峰。
美し森06:10~赤 岳10:50 4+40(県界尾根) 
赤 岳11:50~美し森16:15 4+25(展望荘~トラバース道~県界尾根)